4月11日に、キリンビール株式会社から、ノンアルコール・ビールテイスト飲料(以下ノンアルビール)が発売された。
その名は「零ICHI(ゼロイチと読ませるらしい)」。
「一番搾り」の名がある以上、期待せずにはいられない。
待ってたよ、この日を!
早速、飲んでみた…
零ICHIレビュー
キリンは2009年に世界初のノンアルビール「キリン・フリー」を発売。
それ以来、8年ぶりの新商品となる。
正に満を持しての発売だ。
零ICHIレビュー~その1 クリーミーな泡
グラスに注いでみて、まず驚いたのがクリーミーな泡。
従来のノンアルビールは総じて泡が大きく荒かったが、零ICHIは違った。
本当のビールのようにきめ細やかでクリーミーな泡なのだ。
本来、ビールの泡には蓋の意味があり、炭酸ガスを逃がさない・口当たりをよくする・空気に触れて風味が変わるのを防ぐなどの役割をしているのだが、今までのノンアルビールでは泡が大きく、すぐ消えてしまい、あまり蓋の役割は果たしていなかったように思う。
しかし、零ICHIの泡は立派に蓋の役割を果たしていた。
飲む前から期待が高まる!
零ICHIレビュー~その2 一番搾り製法
キリンと言えばなんといっても「一番搾り」。
麦汁のろ過工程で、最初に流れ出る一番搾り麦汁のみを使う「一番絞り製法」。
この製法で作られたノンアルビールとは、一体どんな味・・・?
零ICHIレビュー~その3 味わい
香りはビールにかなり近い感じがする。
一口飲んでみての第一印象は「濃い!」。
今までのノンアルビールにはないコクがある。
というか、ほとんどビール。
喉越しも爽快。
キリンビールのプレスリリースによると…
「一番搾り製法を採用し、麦の旨みを丁寧に引き出すとともに、人口甘味料や苦味料を使用せず、よりビールに近い上質な味わいを実現しました。」
とのことだが、なるほど!
断っておくが、私はキリンビールの関係者でもなんでもないし、キリンの宣伝をするつもりもない。
ノンアルビールも、以前はアサヒのドライゼロ派だった。
しかし、「零ICHI」を飲んでみて、率直な感想は「ヤラレタ~」だった。
限りなくビールに近いその味わいは、ともするとノンアルコールであることを忘れてしまいそうになる。
(チョット大袈裟かな)。
それほどインパクトのある味わいだったのは事実だ。
まとめ
お風呂上がりのビールを楽しみたくても、コップ半分で真っ赤になり苦しくなる自分だが、今年の夏は「零ICHI」のお陰で少しはビールの美味しさを味わえるのかなと、密かに楽しみにしている。