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なんと!宇治市のPR動画は平安貴族が主人公のRPG仕立て!

社会

市のPR動画がゲーム仕立て、その再生回数なんと30万回!というから驚きだ。
今、話題になっているのが宇治市プロモーション動画。

タイトルは【宇治市PR動画】観光アクションゲーム「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」

これが、懐かしい「とある有名RPG」のような仕上がりなのだ。
結構面白いので紹介する。

観光アクションゲーム「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」とは

最初はおなじみの「プレイヤーの人数を選ぶの画面」から始まる。
音楽も「とあるRPG」と似ている。

物語は、謎の大魔王に宇治市の観光地と美味しい宇治茶ご当地キャラまでが奪われるところから始まる。そこで立ち上がったのが一人の平安貴族。何故かマッチョ。

宇治市の観光地に行き、そこにいる敵と戦う。
(戦いの間、その観光地のPRをする)
敵に勝利すると、アイティムが手に入る。
アイテムを集めて、最後は大魔王と戦うのだが、その正体はなんと…

とまぁ、ゲームを見ながら観光地を知るという一石二鳥の仕組みになっている。
※PR動画なので、視聴者はゲームできない。

さらに【ゲーム実況動画編】という動画がある。

この動画は、開発段階のゲームを、(ゲーム実況者の)「愛の戦士さん」「とりっぴぃさん」にプレイしてもらい、実況してもらっている。
※開発段階のものなのでゲームとして公開していない。
※ゲーム化には数百万円が必要なため、現時点でめどは立っていない。

この動画は…

再生回数が3万回以上!

結構この動画は話題になっていて、ニュースやワイドショーの取材もあるという。
公開したのは今月3日から。

再生回数が、23日までに
「ユーチューブ」で約17万回、
「ツイッター」で約12万回、
「ニコニコ動画」で約1万3千回に上り、
合計で30万回を突破した。※京都新聞より抜粋

地方創生加速化交付金で制作

この動画制作の目的は「人口減少対策」らしい。
動画を見ればわかるが「宇治市に住む?」と最後に問いかけている。

ターゲットは30~40代の子育て世代。
このゲームで市の好感度アップを狙っているそうだ。

これで引っ越ししたい、と思うかどうかは分からない。
が少なくとも、再生回数30万ということは、宇治市がどんな街なのかは、かなり多くの人が知っただろう、と予測できる。

実際、自分も今まで宇治市=「宇治茶」という認識しかなかった。
でもゲームを見て「万福寺」や「宇治橋」の存在を知ったわけだし…

「宇治のいいところが伝わってこない」と言った市議もいたらしいが、こういうアイデアを採用するあたり、良い市なんじゃない?と思ったけど。

ゲーム化が実現したら、もっと収益上がるかも!