第2回の「アンナチュラル」で
印象に残った言葉…
「助けて、っていう彼女の言葉を、生きている時も助けられずに、死んでからも見なかったことにするんですか?」
カンドーした。
今回の展開も、意外な展開になった。「死にたがりの手紙」を振り返ってみる。
名言が生まれた「死にたがりの手紙」の内容
その1 最初は一酸化炭素中毒の集団自殺、と思われていた。
今回の事件は、とある一軒家で起きた。死んでいた4人は、皮膚がサーモンピンクだったことから、練炭の一酸化炭素中毒による自殺、と思われていた。
それぞれ、身元がバラバラという事がわかり、自殺者のサイトをきっかけに集まったもの、と思われていた。
解剖の結果、3人は中毒死だが、1人の若い女性「松倉花」の死因は、一酸化炭素中毒ではなく「凍死」とわかる。さらに胃の中からダイイングメッセージと思われるメモが見つかる。
その2 遺体は「松倉花」ではなかった
身元確認のため松倉花の両親が来た。だが、全くの別人だったことがわかる。ミコトたちは自分たちで事件の予想をしていく。そして、他に犯人がいる可能性にいきつく。
刑事が、遺体の名前(みけ)と勤め先を突き止めたが…結局身元不明のまま捜査を終わらせることになると聞いたミコトは…
「助けて、っていう彼女の言葉を、生きている時も助けられずに、死んでからも見なかったことにするんですか?」と所長に訴える。
だが、どうなるものでもなかった。
その3 真犯人に殺されそうになる
捜査が終わると聞いたミコトは、久部にバイクで温泉?に行かないかと誘う。向かった先は、胃の内容物や髪についた塩から、彼女が凍った理由を突き止める場所に心当たりを付けていた場所だった。
ミコトと久部はそこで、みけが最後に食べた物を見つける。さらに怪しい冷凍車も見つけ、中を調べていくうち手紙の意味、さらにもう一人本物の「松倉花」が監禁されていることに気が付く。
その瞬間、犯人に冷凍車の扉を閉められ、冷凍のスイッチを入れられ、さらに湖にそのまま落とされる羽目に…落とされる直前ミコトが電話した先にあの男(中堂)がいた…。
電話の内容から中堂は、ミコトの居場所をつきとめる。
そして…無事助け出されたのはミコトと久部、そして本物の「松倉花」だった。
今回わかった事
1 ミコトの過去
久部が得た情報によると、三澄ミコトは、数年前起きた「雨宮総合病院院長一家4人の無理心中事件」のたった一人の生き残りだった。
ミコトは院長の妹夫婦に引き取られ、雨宮から三澄の名字に変わっていた。
2 所長は美味しいお茶を入れるのが趣味
もと元厚生労働省医政局職員。
3 久部は、ネズミ?
久部は週刊誌記者の友人に頼まれて、記事になるネタを探るため、UDIラボに潜入したネズミだった?。
今回は「赤い金魚」関係なかったみたいだ。
今日の名言
このドラマで、いい!と思うのはやっぱり台詞。ちょっと笑える言葉も多いが繊細な物事をわかりやすくカッコよく表現している。俳優の力の見せ所なのか、心にも残る。
捜査終了と聞いて…
「助けて、っていう彼女の言葉を、生きている時も助けられずに、死んでからも見なかったことにするんですか?」
無理心中
「…その言い方いい加減にやめませんか?無理心中なんて言うの日本だけです。正しくは『マーダース―サイド』殺人とそれに伴う犯人の自殺、要するに単なる犯人の身勝手な人殺しです。」
沢口靖子は忙しいの
(胃の内容物など)科捜研で調べるんじゃないんだ?という久部の疑問にミコトは「科捜研は順番待ち」と答え、東海林は「沢口靖子は忙しいの」という。(局が違うけど、こういうこと言えちゃうんだというところに感心した)
胃の内容物
=最後の晩餐
さて、来週は、日曜劇場の「99.9」の十八番をとった形になりそうだ。裁判有罪率99.9%の残り0.1の真実を深山ならぬミコトが突き止めるのか?
ただ、今回気になったのは、言葉が早すぎるのか、周りが騒々しいのか、言葉が聞き取りずらかった。
結局3回ぐらい見直してやっと、全体像を把握できた次第…私の耳が悪いのかもしれないが、次回は、もう少しわかりやすければ助かる…