岡村は現在49歳らしい。
この年齢にしては、かなり若く見える。
チコちゃんが「この中(岡村隆史・戸田恵梨香・北村一輝)で、揚げ物をガツガツ食べる素敵な大人ってだあれ?」と聞くと、岡村が「俺行きますか…食いますよ、全然いけますよ、まだ」と言っていた。
やっぱり若いなぁ…。
10月18日の「チコちゃんに叱られる!」の3つ目の問題は「フライとカツ」について。
フライとカツって何が違うの?
チコちゃんは岡村に「フライとカツって何が違うの?」と聞く。
岡村は「…これ、違わないんですよ!」というとチコちゃんが「岡村!ぼ…、ぼーっと、ぼ…」といつもの台詞を言いそうな雰囲気を醸し出す。
すると岡村は「ちょっと待ってくださいよ、ちょっとあててみただけですよ…」と焦る。
そして「えっと…揚げる時間!」と言い切ると、すかさず「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。
〇チコちゃんの答え
⇒フライとカツの違いは…フライは揚げたもの、カツは焼いたもの
首をかしげる一同。
戸田は「揚げてますよね?」と半笑い?する。
カツは焼いたもの
詳しく教えてくれるのは4度目の登場、服部栄養専門学校料理研究家の服部幸應先生。
「…フライは英語のdeepflyという言葉からきている」という。
(ディープフライ=油をたっぷり使って揚げる)
フライは食材を高温の油で揚げた料理
〇フライは食材を高温の油で揚げた料理のこと
油で揚げることで、食材の表面の水分が瞬時に蒸発すると同時に表面が熱で硬くなり、殻のような役目をすることで表面はサクっと、中はジューシーになる。
〇フライに対してカツは焼いたもの
カツは牛肉を油で焼いたフランス料理で「コートレット」という。
「日本語ではコートレットが言いにくくカツレツになっちゃった」と先生。
イタリア料理店のメニュー「ミラノ風カツレツ」はコートレットのスタイルで調理されたレシピの一つ。
コートレット(カツレツ)の作り方
明治28年創業銀座老舗洋食店の木田浩一郎さんにカツレツの作り方を教えてもらった。
1、叩いて薄く伸ばした仔牛肉に小麦粉・卵・パン粉を付ける
2、フライパンに油・バターを投入 バターが溶けたら肉を焼いていく
両面を焼くこと3分、
3、パン粉にしっかり油がしみ込んだら…
仔牛のカツレツの完成!
「仔牛のばんこやき?みたいな…」とスタッフが言うと木田さんは「そうですね、油がしっかりパン粉に入ってしまうので、ちょっとパン粉がつぶれたような感じになりますね」と答える。
さらにスタッフが、これは人気メニューなのかと聞くと現在ない料理だという。
創業当時は、提供されていたが牛肉の濃い味と衣に浸みこんだバターのこってり感が、当時の人々の口に合わずあっという間にメニューから消えてしまったらしい。
豚カツの誕生
しかし初代オーナーの木田元次郎がそこからある工夫をしたことで今では日本の鉄板メニューともいえる料理が誕生した。
じゃぁ豚を使ってみようかという事で…
1、牛肉より味がたんぱくな豚肉を使う
2、油だけでカラッと揚げる
バターを使うよりさっぱりした料理となり、新メニュー「ポークカツレツ」は一躍大人気になった。
この豚肉を使った料理は、色々なお店でも出され、いつしか「豚カツ」と名前を変え、カツの定番メニューとして日本人から愛されるようになった。
「という事は…フライは揚げたものカツも揚げたもの?になるのでは…両方とも揚げてたんですけど…」とスタッフが言うと、先生は「うん…そういう事ですね。昔は本当に枝分かれしていて、揚げ物と焼き物があった。成り立ちはそこからきたんだ(もともとは別のもの)という事を皆さん知っていた方がいいですね」という。
結論:フライは揚げたもの、カツはもともと焼いたもの
まとめ
VTRが終わると岡村が「今となっては、最初にどっちも一緒って言ったのはもう正解だったんや、じゃぁ」というと、チコちゃんに「あんたすごくよく覚えてるわねぇ…そんな言った、言わない、いつまでも覚えてたら…」と言われ、北村に「だから結婚できへんねん!」とからかわれる。
岡村は「やめてください!」とちょっとマジになった。
※10月18日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照