電柱の上の方にある筒状のヤツ…
と言われて、そういえば最近、電信柱の上の方なんて気にも留めてない、というか下ばかり見て歩いているような気がする…
6月8日の「チコちゃんに叱られる!」の「はたらき方改革のコーナー」(現在はCGチームが夏休みをとるため)で、「ボーっと見逃していそうな問題」として、今回は「電柱の上にある謎の筒の中身」を取り上げた。
(ン?2番手、とかのいつもとパターンではない?変わった?)
電柱の上にある謎の筒の中身とは?
いつものようにスタジオの片隅で休憩中のチコちゃんと岡村。
チコちゃんが「電柱の上の方にある筒状のヤツ…あの筒の中には何が入っている?」と岡村に聞く。
岡村は「滅茶苦茶デカい電池ちゃう?単何個というのレベルではないぐらいの、電池ちゃう?」と答える。
チコちゃんが「見たい?」と聞くと岡村は「見たい。あの中なんて電力会社の人しか見たことない。…近所で、登ったら滅茶苦茶怒られたから」と言う。
柱上変圧器
スタッフは謎の筒の工場に行った。
その中を開けて見せてもらうと…
機械と水?のようなものが入っていた。
工場の人によれば、これは「柱上変圧器」というもので、入っているのは「鉄芯」「コイル」そして水のようなものは「絶縁油」という油だという。
柱上変圧器の役割
柱上変圧器の役割は…
・発電所から送られてきた電気は電圧が高くそのまま使えない
・その電気を「コイル」と「鉄芯」に流すことで家庭でも使える電圧まで下げている
・柱上変圧器には大きな電気が流れるのでショートして故障しないように電気を通しずらい絶縁油(非常に電気を通しずらい油)を入れることで安全に使えるようにしている
・柱上変圧器の寿命は30年
という事だ。
まとめ
見た目、水と変わらない「絶縁油」。
絶縁油って何だろうと思って調べてみると…
と書いてあった。
とりあえず、この油がある限り、家庭へ流れる電気は安全な範囲ということなのだろう。
ただ、実際頭のはるか上の方にあると思うだけで…
「地震で落ちてきたりはしないのか?」
「なんらかの理由で穴が開き、漏れたりしないものだろうか?」
「万が一、油が無くなったら、ショートして、家に中の家電なんかが全部壊れてしまうんだろうか?」
「30年経ったら、ちゃんと油や部品は交換してくれるんだろうか?」
…なんて、よけいなことをつい考えてしまった。
※4月8日放送「チコちゃんに叱られる!」参考・参照