「少しでもCGチームが楽になるようにカメラさん、今回も私の顔を撮らないでください」…ということで先週から、始まった「チコっとブレイク おしゃべりティータイム」。
さて、今回の話は…
NHKのホームページを見てみると「新コーナー、チコれ!危機一髪とは?」と書いてあったが…どこにもそんなタイトル出てなかったような…
もし戦車と素手で戦うことになったらどうする?
チコちゃんが「岡村さぁ。もしさぁ、好きな人と歩いていて、いきなり暴漢に襲われたらどうする?」と聞く。岡村は「なんとか勇敢に立ち向かって助けますけどね」と答える。
さらに「じゃあ、戦車と素手で戦うことになったらどうする?」
と聞かれ「戦車?」と聞き返す岡村。「そう、可能性ゼロではないでしょ?」とチコちゃん。
岡村は「…あの戦車って動き遅い。ぱっとみて坂道やったらこっちに勝ち目ある…好きな人の手パッと引いて…横、さっとすり抜けて…坂道降りていく」と答えると…チコちゃんは「なるほど、じゃぁ頑張ってね」とつれない。岡村は「何?この雑談は」という。
「じゃぁ…このあとどうする?見てみる?」と聞く。すると岡村「倒し方あるの?…めっちゃ見てみたい、それやったら!」と食いつく。
いつ襲ってくるかわからない危機
いつ何時、あなたに降り掛かってくるかもしれない危機があるというのに逃れる方法を知らないなんて、明日からどう生きていくおつもりですか?
…というナレーションが流れたあとVTRは始まった。
危機その1 戦車
子供と散歩中、角を曲がると、そこには殺意に満ちた戦車が…この子を守らなくてはいけない、戦うしかないこの状況…こんな時、あなたならどうする?
走行ベルトの間に入ればいい
「左右の走行ベルトの間に入ればいいんです」というのは、軍事専門誌編集長の柘殖優介さん。
戦車が走る所は、泥だらけの道とか、雪が積もった道、穴の開いた道、そういった悪い道もどんどん走って進撃していかなきゃいけないので「最低地上高」が高い。
大体40~50センチあるので、そこの間に飛び込んでしまえば敵の攻撃をかわすことができる。
戦車があなたを攻撃しようとして来たら勇気をもって戦車の下入りましょう。
勝つ方法
そしてさらに柘殖さんは「戦車の下に潜り込んだら飛び込んだすきまに鉄の棒が落ちていたら勝てます!…転輪と走行ベルトの間に差しこんで、前進する力を無くせばもしかすると戦車が走行不能に陥るかもしれない。」と話していた。
危機 その2 オオカミ
戦車の危機から脱出したあなたが、次の角を曲がると、そこには一頭のオオカミが…この子を守らなくてはいけない、戦うしかないこの状況、あなたならどうする?
自分を大きく見せる
「遭遇したオオカミにもよりますが、両手を大きく上げて自分を大きく見せるのが効果的かもしれません」というのは、オオカミと暮らし声帯を研究している北海道の桑原康生さん(電話)。
自分を大きく見せるのは自分を強い相手だと思合わせるのが効果的と考えられる。
一番やってはいけないのは、背中を向けて走って逃げる事。
走って逃げることによりオオカミには弱い相手だと認識し狩りの行動に出る可能性がある。
低い声を出す
そして低く野太い声を出してみるのもいいかもしれない。
低い声を出すことで自分は弱った獲物ではないと認識させる。
実際にノルウェーで13歳の少年がオオカミと遭遇。その際携帯電話で重低音のヘビメタを流しさらに手を挙げて大声を出し危機を回避した。
「これはおそらくヘビメタの音楽が良かったかもしれないですね。実はオオカミは警戒心が強く人間を避ける傾向にある。」と桑原さん。
危機 その3 借金取り
何とかオオカミの危機から脱出したあなたが次の角を曲がると…そこには最強の敵借金取りが…この子を守らなくてはいけない、戦うしかないこの状況。こんな時あなたならどうする?
しっかり働くこと
「しっかりと働くこと」がよいと思います。と、答えたのは弁護士の田村勇人さん
チコちゃんの補足説明
多くの債務者をすくってきた弁護士の田村さんによると、「もちろんお金ははたらいて返すのが一番ですが、中には頑張って働いても返せない人や病気や働き口がないなどで、なかなか返済が難しい人も入ると思う。日本には無料で相談できるところがあるので、1人で悩まず相談しましょう!」と言ってた。
※5月17日「チコちゃんに叱られる!」より参照・抜粋
追記:2020年 4月17日 再放送