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ペットボトルの凸凹よりジュースが87℃で入れられていたことの方が気になった!

チコちゃんに叱られる

第9回「チコちゃんに叱られる」の3つ目の質問は「何故ペットボトルに凸凹があるの?」だった。

確かにペットボトルには「凸凹があるもの」と「ない丸いもの」ある。
凸凹の無い丸い方は、炭酸が入っているので、その理由は知っていたが、凸凹は何でだったかな…と思ったら「熱いオレンジジュース」を入れるから、だという。

理屈はわかったが…ちょっと驚いた。

この問題に先に答えるのは「飲み物を飲む姿が一番爽やかな人は誰」という事で、ゲストの高橋みなみが選ばれた。

ペットボトルに凸凹があるのはなぜ?

チコちゃんの質問は「ペットボトルに凸凹があるのはなぜ?」だった。

たかみなは「持ちやすい?」と答えると
チコちゃん「言うと思った」と言う。

その言葉に、たかみなは「めっちゃハズイ」と言うが、岡村もゲストの大竹からもなかなか答えは出てこない。

○チコちゃんの答え
⇒飲み物がとても熱いから

答えを聞いて「え~?」「どういうこと?」と声が上がる。

PETボトル協議会専務理事によれば…

凸凹のペットボトルは、耐熱用のボトルで、熱い液体を入れても変形しないボトル。
お茶や果汁飲料に多く用いられている。

店頭では冷たいが、中味を入れる時は「熱い状態でボトルに入れられる」そうだ。

番組では、スタッフが飲料工場に行ってみた。

なぜ、中味が熱いのか?

工場の作業員は手袋をしている。
ボトルに入れられらるオレンジジュースの温度を測ると87.5℃だった。

なぜ、熱いのかというと…
「中味の液と容器と液体を殺菌するため」で、凸凹は、その時役に立つらしい。
凸凹は「減圧吸収パネル」というそうだ。

減圧吸収パネルを使う理由

キュエちゃん

ポイント…熱い飲料は温度が下がると中味の体積が減る

「減圧吸収パネル」のペットボトルは…凸凹がへこむ力を受け止め、変形を防ぐため、熱い殺菌した中味を入れることが出来る。

番組では「減圧吸収パネルのボトル」と「そうでないボトル」に熱いジュースを入れて比べてみた。すると…

そうでないボトル
時間が経つにつれての側面が徐々に凹んでくる⇒内側にへこみ不規則に変形する

減圧吸収パネルのボトル
凸凹がへこむ力を受け止めいびつな変形を防ぐ⇒変形しにくい

丸いタイプのペットボトルは炭酸用

逆に、凸凹の無い丸いタイプのペットボトルは「耐圧性」を持たせているので、おもに炭酸飲料に使われている。

キュエちゃん

ポイント…炭酸飲料の場合、炭酸ガスによりボトルを外側に押し広げる力(圧力)が発生する

・丸いボトルは、外側に広がろうとする圧力に強い(均等に圧力を受け取る)ので変形を防ぐ。
・凸凹のボトルは、この圧力に耐えられず膨張して変形する。

(番組では実際凸凹ボトルに炭酸を入れ、変形していく様子を見せた。結果凸凹が無くなるくらい膨張した。)

このように「飲み物の種類によって、ペットボトルにはいろんな工夫がされていて、たくさんの知恵が詰まっている」と専務理事は言っていた。

※NHK第9回「チコちゃんに叱られる」参照・参考

まとめ

岡村は「タダのデザインと思っていた。」と言う。
大竹は「でもオレンジジュース87℃でいれるなんて思わないもの」と言う。

確かに…これはちょっと驚きだった。

撮影秘話…
スタッフが家で凸凹のペットボトルに炭酸を入れて、膨らんで…揺らしたら穴が開いた(爆発した)そうだ。

なので真似しないように…

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