鳥が恐竜だったことを知った岡村。
「オンエア前だけど、普通に焼き鳥食べてる人に『(それ)恐竜なんですけどね~』とメチャクチャ言いたい」といい、ゲストのザキヤマも「恐竜をカラッと揚げたものを食べているわけですね」
と言っていた。
確かにそういう事になるなぁ…。
8月30日放送の「チコちゃんに叱られる!」
ゲストは、木村文乃とアンタッチャブルの山崎だった。最初の問題は「恐竜」について。
恐竜は、なぜいない?
チコちゃんが「この中でロマンあふれる素敵な大人ってだあれ?」と聞くと「俺からいってもいいですか?」と岡村が名乗り出た。
チコちゃんが「恐竜はどうやったら見れるの?」と聞くと岡村は「もう絶滅しましたから」という。すると「やぁだ、見たい、みたい」とチコちゃんが駄々をこねる。
その様子に岡村が「あれ?ちょっと入口がいつもと違うな、…ドキドキしてきましたね」と警戒する。
チコちゃんが改めて「なんで恐竜はいないの?」と聞く。
岡村は「(原因は)氷河期ですよ!」と答える。
すると「質問始めてさぁ2分ぐらいでさぁ。何で恐竜はいないの?って言ってさぁ、氷河期がきたから…それで成り立つ番組なの?」と、チコちゃんから注意が入る。
岡村はあわてて「違います!…もちろんそうじゃないことはわかっているんですけども…」という。そして「あの…食べ物かな?食べる物が極端に無くなってしまった」と答える。
「じゃぁ恐竜は餓死したんだね?」とチコちゃんが確認すると「…と言う説もありながら…」と食い下がるが「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。
岡村は「時間切れくらった!」と苦笑い。
木村も、聞かれるが「この世が嫌いになった!」とあっさり答え、笑いが起こる。
(「NHKスペシャル 恐竜超世界」のCG映像と共にお送りします…とナレーター。NHKスペシャ担当のデスクから、恐竜のCGを借りたスタッフは、お礼にバナナを置いてきたようだ)
◯チコちゃんの答え
⇒恐竜はいる
今でも生きている恐竜とは
詳しく教えてくれるのは日本を代表する恐竜学者、北海道大学総合博物館小林快次教授。
教授は「多くの人は昔に絶滅したと思っているが、実は恐竜は今も生きている」と言う。
スタッフは「恐竜はどこにいるんですか?ネッシーとか?」と聞くと「いや違います、恐竜っていうのは皆さんの身近な所にたくさんいるんですよね」と答える。
全ての鳥が恐竜
実はカラス、すずめ、インコも恐竜で、生命の進化の歴史が深く関係している、という
脊椎動物は…
進化の過程で「魚類」「哺乳類」「爬虫類」「両生類」と、枝分かれを繰り返すことで現在のようにたくさんの種類に分かれていった。
爬虫類は…
枝がさらに分かれて「トカゲ」「ワニ」「翼竜」「恐竜」になる。
※翼竜=爬虫類から恐竜に進化する以前に枝分かれした存在。
恐竜は…
さらに「(ステゴザウルス、トリケラトプスなどの)鳥盤類」と「(ティラノサウルスや鳥類などの)竜盤類」」の枝に分かれる
※鳥は鳥盤類ではなく竜盤類になる…この二股に枝分かれした先の全てを恐竜と呼ぶ。
※鳥っぽいが、プテラノドンは鳥とは別もので翼竜。なので恐竜ではない。
結論:つまり鳥は分類上現存する恐竜そのもの。
恐竜の共通点(特徴)
◯足の生え方
ワニなどの爬虫類の脚の生え方は、体から横向きに生えている。
鳥を含めた恐竜の仲間の脚は体から下向きに生えている。
◯羽毛
鳥には羽毛が生えている。ユーティラヌス(ティラノサウルスの仲間で、中国の恐竜)の化石には羽毛が生えていた跡があった。
なので、その仲間のティラノサウルスにも羽毛が生えているのではないか?という研究者も多い。
NHKスペシャルでも以前羽毛の生えたティラノサウルスが登場。
1990年代、羽毛の生えた恐竜の化石が数多く発見されたことで多くの共通点を持つ鳥が恐竜であるという考え方が一般的になった。
なぜ鳥だけが絶滅せずに残ったのか?
(いろんな説があるが)今から6600年前に地球に巨大隕石が衝突。植物が枯れて、それを食べていた動物たちも死んでしまった。(ほとんどの)恐竜はその環境の変化に耐えられず絶滅してしまう。
鳥は恐竜時代にはすでに生息していた。その証拠に当時の(恐竜時代の)地層から多くの化石が発見されている。つまり鳥は他の恐竜と異なり、大規模な環境変化を耐え抜いた、という事らしい。
なぜ鳥は環境変化に耐えられたのか
「色んな研究者がいろんな研究をしているが今、のところはまだ結論が出ていない」と教授。
いまだに多くの謎を抱えてはいるものの、鳥類はほとんどの恐竜が絶滅した天災を乗り越えて現在まで繁栄してきた正真正銘の恐竜だ。
※以上8月30日放送の「チコちゃんに叱られる!」抜粋・参照