10月5日の「チコちゃんに叱られる!」のひだまりの縁側でのコーナーは、前回紹介したとおり「出張!キョエちゃんのお仕事~1日文化庁長官編~」が放送された。
「キョエ、霞が関行ってきた~」とキョエちゃん。
今回の「ひだまりの縁側で」は、キョエちゃんの出張依頼があった文化庁での仕事ぶりを様子を紹介した。
出張!キョエちゃんのお仕事~1日文化庁長官編~
文化庁にスタッフと共に到着したキョエちゃん。
文化庁は国の行政機関の一つで文化の振興や文化財の保存活用を図ることを任務としている。
さっそく長官の元へ…
長官は第22代文化庁長官宮田亮平さん、5歳。
キョエちゃんの姿を見て「うわ!」と驚いたものの「キョエちゃん、本物だ!」と嬉しそう。
宮田長官は元東京藝術大学学長で、東京駅の銀の鈴やイルカをモチーフにした作品で知られる著名な金工作家でもある。
「キョエちゃん、今日一日よろしくね」と長官がキョエちゃんの羽と握手。
するとキョエちゃんがいきなり「バカ~」と言って長官を驚かせる。
が、スタッフが「すみません『好きだよ』っていう意味なんでと…」というと「やった!」とガッツポーズをする。
キョエちゃんに一日文化庁長官を依頼した理由
宮田長官は「日本の文化や芸術すばらしいものをいっぱい伝えたいと思っている。芸術って、ちょっと難しいと思うでしょ?。違う、人々は全て芸術家なの。それをわーっと発信してもらいたい」という。
キョエちゃんは「とてもよくわかりました」とはきはきと返事をする。
そして、一日文化庁長官の委嘱状をくちばしで受け取った。
キョエちゃんの一日長官の仕事
キョエちゃん一日長官の仕事内容は…
承認と決済
最初の仕事は長官室で承認と決済。
長官室のデスクにいるキョエちゃんの元へ文化発信を担当している細見さんが来る。
「食文化の振興について報告書を作ってきたので決済が欲しい」とのこと。文化庁は日本の食を次世代に継承するための事業や海外への発信など食文化の振興に取り組んでいる。
「食文化、とても日本にとっては大事なことですね」と横に控えていた宮田長官が言うと「いいと思います!」とキョエちゃん。
次に来たのは、文化財第2課の今井さんと飯田さん。「天然記念物など保護をかけまして100年が経っている。この事を広報いたしたくこのようにポスターを作りました」という。
歴史的に価値が高い遺跡や美しい風景、貴重な自然などを保護する取り組みを文化庁は長年にわたって続けている。
「いかがでしょうか?」と聞かれキョエちゃん「素敵ですねー」言う。
すると、今井さんが「…この応援大使に岡村さんを…」というとキョエちゃんすぐさま「却下!」と答える。
(これを見ていた岡村「オイ!仕事入りそうやったのに」と突っ込む)
次は文化庁が主催するアートやエンターテインメントの祭典「メディア芸術祭」に関して…メディア芸術発信係の黒江さんが「メディア芸術祭のアンバサダーに岡村隆史さんを起用できれば、と思っております」というがこれもキョエちゃんは即「却下!」という。
隣にいた長官「さすが、決断力の速さ素晴らしいと思います」と褒める。
企画会議に出席
次は、キョエちゃん、企画会議に出席。
会議室…
新文化芸術創造活動推進室の矢仇さんが「オリンピックの機会に(日本の)文化を知ってもらおうと思い、いいパンフレットを作る必要があるのではないか」という。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて日本文化を世界に発信するために日本博など様々な事業を支援するのも文化庁の仕事。
「若い人にもわかりやすい様なパンフレットを作ってはどうかなと思います」と芸術文化担当桒田さんが言うと
「いいと思います!」とキョエちゃんが答える。すると隣居座っていた宮田長官「おー、なかなかいってくれないよ」と言う。
文化庁内の視察
日頃から文化芸術に触れ知識を深めることも文化庁長官の仕事の一つ。
文化庁が入っている建物は昭和8年に建設された。国の有形文化財に登録されている旧文部省庁舎。
その傍らにはおよそ380年前(1636年建設)に作られた江戸城外堀跡の石垣がある。
文化庁を訪れれば誰でもこれをまじかに見ることができる。
館内放送
午後4時半、最後の大切な仕事は館内放送。
宮田長官が「皆さんお疲れ様でした。キョエちゃん、一言お願いします!」という。
キョエちゃんは「キョエね、文化庁も働き方改革早く帰ろー」という。これを聞いていた女性職員は笑っていた。
最後には職員の皆さんに、働き方改革を呼びかけ、最後の仕事を終えた。
長官は「キョエ長官、今日は一日ごくろうさまでした。日本の素晴らしい文化をどんどん発信していきたいと思います。一緒にやっていきましょうよ、どうですか?」と頭を下げるとキョエちゃんは「任せてー」と一言でOKした。
玄関を出る時、キョエちゃんは「ブンカ―」と叫ぶ…完。
VTRを見終えた岡村とチコちゃんが拍手をする。
キョエちゃんを見るとくちばしに何かをくわえている。
岡村がそれを取るとキョエちゃんは「ブンカー」と叫ぶ。
くわえていたのは、あの委嘱状だった。
キョエちゃんの感想を聞かれると「宮田ちゃんがいてくれたし、超楽しかった。お仕事たくさんあったけど宮田ちゃん超優しかったし…」と答えると「宮田ちゃん、宮田ちゃん、いいなはんな。長官やで!」と岡村がたしなめる。
「同じ庁舎に文部科学省も入っていて、その広報官の方にも『うちにもぜひ、文科省もぜひ』と言われましたよ」とチコちゃん。
それを聞いた岡村「え~特番やろ、もうそうなってきたら…こわいで、これこうなってきたら、最後さぁ、せいか(?)もキョエちゃんがくわえて…そんなのあるかもわからへんもん」という。
「キョエね、言われたらどこへでも、行く行く~」とキョエちゃんは羽をパタパタさせる。
「キョエちゃんばっかりでもなく私たちもこちらまで…」と岡村とチコちゃんがお便り募集告知を指す。
最後は「芸術は…ドーン!」といキョエちゃんの台詞で終わった。
※10月5日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照
まとめ
キョエちゃんの出張は「リンゴ畑のカラス追い」から始まって「警察一日所長」、3回目で省庁の一日長官をするまでになった。今後は文部科学省にも出張しそうな勢いだ。
今後は小さい仕事は頼みにくい?雰囲気も…大竹ではないが視聴率を気にしているのか?と…思ったり思わなかったり…。
ちなみに…
文化庁の看板は、正直に言えばまるで震えた手で描いたように見える。
これはどこぞのエライ毛筆の先生が書いたものらしいが、これには世間でも賛否両論があるようで…
すごい芸術品と、趣の違いがある他の省庁の看板を並べること自体、もったいないというか格を下げているように見えるというか…これが日本の芸術というのだろうか?とちょっと思ってしまった。