ハトが地面をつついているのはよく見かける。
餌を探しているのだろう、と思っていたのだが、実は石を食べているらしい。
なぜあんな硬いものをハトが食べているのか…
これ意外と知っている人いるんじゃないだろうか?
なぜハトは地面をつついているのか?
NHKの「チコちゃんに叱られる」の第11回目、最後の質問は「なぜ、ハトは地面をつついているの?」だった。
チコちゃんは「この中(岡村・YOU・ココリコ田中)で鳩が寄ってきそうな平和な人はだあれ?」いつものように岡村に聞く。「あたしじゃないかも」と言ったYOUが選ばれた。
チコちゃん「ハトはどこで見かける?」
YOU「橋の下、公園」
チコちゃん「ハトは、そこで何をしている?」
YOU「あの人たちなんか食べてますね?」と答えると、その鳩の真似をさせられる。
YOU「何か食べてる… 地面をつついている」
チコちゃん「なんで?」
YOU「え?虫的な、ごみ的な…当たったらラッキーみたいな」と言うと
「あてずっぽうでつついてるの?」とチコちゃんに確認されうなずくと、例によって「ぼーっと生きてんじゃないよ!」と言われる。
○チコちゃんの答え
⇒ハトがつついているのは「石を食べているから」
それを聞き「えー?」と驚く一同。
そして、YOUの驚く顔がアップになる…
ハトが石を食べている理由とは
1ヶ月に1000羽の診療をしているという小鳥の専門病院の院長によれば…
「ハトが石を食べているのは、食べ物を消化する為」だそうだ。
番組では、その様子を撮るため指笛?でハトを呼び寄せるという男性に鳩を呼び寄せることをお願いした。一時雨が降ったが、晴れたのでもう一度、指笛?をやったら、本当に数十羽のハトが男性の近くに寄ってきた。
が、結局うまく撮影できなかったので…動画サイトで鳩が石を食べる様子を撮った動画を見つけた。
その動画サイトを見ると、鳩が確かに小さな石を飲み込んでいる様子がわかった。
小鳥の専門病院で(人に慣れている)ハトの胃の中をレントゲン撮影すると、はっきり石が写っており、大きさは2ミリ程度、砂ぐらいの大きさだという。
ハトは歯がないので餌を丸のみする
鳥は歯がないので、種(えさ)などは丸のみする。
↓
石が入っている胃の中に入る。
↓
石が歯の役割をして、食べ物を細かく分解して消火・吸収しやすくする。
結論=ハトが石を食べるのは「食べ物を細かく砕き消化しやすくするため」なのだそうだ。
なぜハトは石を食べるようになったのか
ハトの祖先は恐竜。(恐竜の化石の胃の中にも石があったそうだ)
恐竜には、鋭い歯があり、食べ物を食いちぎって飲み込んでいた。
が、進化する過程で、体は小さくなり、地面で食べ物を食べている間に他の敵に狙われるようになった。早く敵から逃げる為、餌を飲み込んで胃の中の石で消化する方法を選んだ。
まとめると
1 飛びやすくするため歯を捨て、小さくなった
2 石を胃の中に入れることで、飛びながら食べたものを消化できる
ということらしい。
※NHK第11回「チコちゃんに叱られる」参照・参考
まとめ
「…まさに一石二鳥」と、ダジャレが獣医師からでたところで…
ゲストのココリコ田中は、この問題の答えを知っていたらしいことが発覚。
岡村に「知ってたんだ?」と言われ、YOUにも責められ、田中が言いわけをしていると「子供の前で喧嘩すんのやめて」とチコちゃんにたしなめられる。
…“そういえば「砂ぎも」って石が入ってるって聞いたことあるな”と思い出した。