バスケットのゴールにボードが付いているのは、観客が邪魔するのを防ぐためらしい。
体育館など行うバスケットの試合を見るとゴールと観客との距離はかなり遠い。
観客が邪魔?いったい、どういうことなのだろう、思うよね、やっぱり…
だいたいバスケットのゴールにボードが付いている理由なんて、考えたことはない!最初からそういうものだと思い込んでいるからだ。
だが、ちゃんと理由はある。しかもそれは、今考えると「へ~、そんなことがあったんだ」という驚きになるからおもしろい。
バスケットボールのゴールにボードが付いてるのはなぜ?
「…この中(岡村隆史・はいだしょうこ・大竹まこと)で、一番バスケットボールが似合いそうなスラっと背の高い素敵な大人ってだあれ?」という李チコちゃんの質問に「ま、背が高いシティボーイズさん」と大竹が指名される。
チコ「バスケットボールのゴールって知ってる?どうなってるんだっけ?」
大竹「下に網が…そんなの誰だって知ってるよ」
チコ「もっと詳しく教えて欲しいの」
「なんで?」と逆に大竹がチコちゃんに聞く。
思わぬ質問返しに、チコちゃんも笑って言葉が続かない。
岡村が「『何で』はチコちゃんの台詞やから」とフォローする。
チコちゃんが大竹に「…なんでバスケットボールのゴールにはボードが付いてるの?」と聞く。
大竹は突然、(映画のシーンにバスケットをしてるシーンがある)歌を歌ったり、岡村が「あれがないとボールが無くなるから」とかいうが結局チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われる。
チコちゃんの答え⇒バスケットボールのゴールにはボードが付いてるのは観客が邪魔するのを防ぐため
バスケット誕生期はバックボードが無かった
日本バスケット学会理事水谷豊さんによれば…
バスケットが誕生したのは1891年。
今のようなバックボードはなかった。
バスケットボールを考案したのはアメリカのスプリングフィールド大学の体育教師、ジェイムス・ネイスミス(バスケットボールの父)。冬に体育館で行う球技を考えていた時、たまたま体育倉庫にあったサッカーボールと桃の籠を使うことになった。
カゴは2階部分の手すりに取りつけられた。
高さ10フィート(3.04m)、現在もバスケトゴールの高さとなっている。
競技名の由来…桃の籠=ピーチバスケット+ボール=バスケットボール
ではなぜバックボードが付いたのか
バックボードが付いた理由は「観客の妨害を無くすため」
まだボードがない頃、興奮しながら試合の応援する観客が、ゴール裏に陣取って敵チームのシュートを妨害、それを防ぐためにボードが付けられた。
誕生当時と今との違い
番組では、体育館にゴールと観客をスタンバイし、プロのバスケットチーム(八王子ビートレインズ)に当時の試合を再現してもらった。
バスケットボール誕生当時のルール
・ドリブル禁止…ボールを運ぶために許されていたのはパスのみ。
・シュート後カゴに入ってもカゴにボールが残らなければノーゴール
・カゴに入ったらいちいちボールの取り出し係が脚立でゴールから出して再開
そして、今ともっとも違うのが…
・観客が応援しているチームに有利になるようにゴールを妨害する。
これでは、シュートにならない、ゲームにならないと選手にも不満が溜まっていく。
これを阻止するためボードが付けられた。
思わぬ副産物を生み出す
バックボードを取り付けた結果…
バックボードを使ったスーパーシュートなど観客が熱狂する技を生むなど、バスケットボールをさらなる人気スポーツに押し上げた。
※11月16日「チコちゃんに叱られる!」参照・参考
まとめ
この問題の締めで、籠が桃だったことに触れると、その「桃」に反応したのが大竹。「桃、美味いよね、病み上がりには桃一番いい!毎日桃食ってた」と言うと対抗してチコちゃんは「私はね、20世紀が好き!」という。
1人話に付いていけてない、はいだが映った…