鉛筆はなぜ六角形が多いのか…
この質問をされた小学生(5年生)は、正解したが、校長先生の答えはハズレだった。
…ま、そういう事もあるんだろうな。
11月30日「チコちゃんに叱られる!」の最後の質問は「鉛筆」について。
チコちゃんが「…この中(岡村隆史・榊原郁恵・濱口優)で小学生から、お勉強をやり直した方がいい、素敵な大人ってだあれ?」と聞くと、岡村は、ほぼ躊躇なく「濱口君!」と指名した。
六角形の鉛筆が多いのはなぜ?
チコちゃんが濱口に「鉛筆、どういう形してる?」と聞く。
「六角形」と答えると「なんで鉛筆は六角形なの?」と聞く。
濱口は「え?…テストのまるぺけ(○×)を出すように…コロコロと…」と答えると、チコちゃんは「そういう使い方した人いたわよね、それはもう、まさに…ぼーっと生きてんじゃねーよ!一番ダメな答えでしょ、それは」と言う。
郁恵が「転がらないように…」と言うと、岡村も「授業中に何回も落とすからよ、子供が」と言うが、チコちゃんに「四角の方がころがりにくくない?」と言われると「そうやで」とあっさり認める。
○チコちゃんの答え
⇒鉛筆が六角形なのは、3の倍数だから
「3の倍数」そう言われても岡村たちには、ピンとこないようだ。
三本の指で持つには3の倍数が適している
物の形を研究する経済大学の教授によれば…
「鉛筆は3本の指で持つ。しっかり鉛筆を支えるためには、六角形が一番しっかり持てて、きれいな字が書ける」そう。
鉛筆は親指、人差し指、中指の3本を使って握る。
この3本の指がおさえるのは、六角形のうち3つの面。このように三本の指で持つには、3の倍数が適している、と言う。
四角形の場合は…
「親指痛いでしょ、これ」と先生。
四角形の鉛筆は、個人差もあるが、ぎゅっと持つとまあまあ痛い。
六角形の鉛筆が多い、決定的な理由とは
鉛筆は、芯を片方だけ使うと半分しか使えない(片減りしてしまう)。なので無意識のうちにクルっと鉛筆を回して、使っていない側の芯の先を紙に当てている。
=「フィット、ターン、フィット理論」(教授が考えた理論)
この動作には、三角形ではなく六角形が最適だという。
・三角形の場合は…1度に120度回転させなければならないので書きながらスムーズに回すことが難しい。
・六角形の場合は…60度回すだけ。クルっと回すと3つの面にフィットしていた指が別の3面に自然にフィットして無理なく鉛筆をおさえられる。
教授は、彼が発見したこの「フィット、ターン、フィット理論」を皆さんに知ってもらいたいと(PPAPのような)言い方を考えていた(笑)。
鉛筆メーカーによれば
三角形の鉛筆は指が触れる面積が大きいのでまだ鉛筆をしっかり持てない子供に向いているそうだ。
大人の場合は、筆記時に持ち変えることが多いので、三角だと逆に安定しすぎて使いにくいと感じるかもしれない、とのこと。
6より大きい3の倍数ならどうか?
正九角形(正十二角形・正十五角形など)はどうか…
「九角までいってしまうと、丸軸に近くなってしまうので転がるという意味で向いてないかもしれない。」そうだ。
結論:「転がりすぎず」「スムーズに回せて」「フィットする」のが、六角形の鉛筆
奇麗に字が書ける鉛筆の持ち方
鉛筆メーカーに教えてもらった「奇麗に字が書ける鉛筆の持ち方」
1 芯から3センチほどのところに、人差し指、親指をそえる
2 軸は紙に対して60度ぐらいにする
3 更に外側に20°ぐらい傾ける
このように正しく持てば、字が上手に書ける…らしい。
まとめ 「ひだまりの縁側で」英語を話すキョエちゃん
この後の「ひだまりの縁側で」は、キョエちゃんと岡村の英語の挨拶で始まった。
今日のお便りはサンディエゴの11歳の男の子からだった。
その内容が…
スペイン語で「チコ」は男の子という意味で、女の子は「チカ」だという。
チコちゃんは女の子なのになぜ「チコちゃん」なのか、という質問だった。
チコちゃんは「はっきり言うと…スペイン語じゃないからね」とバッサリ!
そこで「キョエこそなんでキョエなんやろうね?」と岡村が言うとキョエちゃんから「シャラップ!」と言われる。岡村が「きつめに黙れ!って言われました」と言う。
最後に、お便り下さい、という事で、チコちゃんが「5才って書いてくださいね!」と言うとキョエちゃんが「5years old,please.(ファイブ イヤーズ オールド プリーズ)」と言う。
するとチコちゃん「5才をちょうだい!」と訳した(笑)。
※11月30日 NHK「チコちゃんに叱られる」より 参照・抜粋