もうTVやモニターは必要ないー。
本体にカートリッジを差し込み、丸いコントローラーで動かすのは白い小さなブロック、2個。カートリッジに内蔵されたプログラムによって、この2個のブロックを操る…そんなおもちゃをソニーが作った。
その名は「toio」(トイオ)。もちろん、ブロックには、線なんかついていない。
生きている玩具「toio」(トイオ)
このおもちゃは、昨年6月の「東京おもちゃショー」でちょっと話題になった。
ソニーが作った、全く新しいコンセプトのおもちゃ「toio」は、カートリッジ式コンソールの据え置き型ゲーム機だ。ゲーム機にありがちなTVやディスプレイを見るという概念はなく、あるのは小さなキューブ型のロボット…これを動かして遊ぶおもちゃだ。
「toio」とは…
コンソールとリモコンと、ブロック、そしてカートリッジがあって、初めて遊べる玩具の名前。
コンソール(toioコンソール)
一見、TVゲーム機のリモコンの形をした本体(toioコンソール)だが、真ん中に小さな液晶パネルと、カートリッジの差し込み口があり、両脇には四角いブロックがはめ込まれている。
リモコン(toioリング)
丸い蛍光灯のようなリング状のコントローラーが2つセットになっている。
toioコア (キューブ)
白い小さなブロック(キューブ)。おもちゃや工作をのせ、自由に姿を変えて、遊ぶことができる。これは、キューブ型ロボットで、下に独立した2つの車輪が付いているので動きが自由になるようにできている。
さらにセンサーも付いているので、押すと反応するようになっている。
カートリッジ(タイトル)はいろいろ
ゲーム(バトル、レース、アクション、スポーツ)、工作、アート、プログラミング、パズル、などいろいろな種類の遊びができ、子供の学びにもつながる、という。
今、報道されているカートリッジタイトルは2つ。
〇「toio COLLECTION」(ソニー)…「クラフトファイター」は、2つのキューブで戦うバトル物。
〇「工作生物ゲズンロイド」…「ピタゴラスイッチ」(NHK)のユーフラテス提供。
・紙でキューブ同士をつなぐとシャクトリムシのように動き出す「シャクトリー」
・1個のキューブを動かすと、目玉をつけたキューブがそちらを見続ける「めだま生物」
など、結構楽しそうだ。
販売日がなかなか決まらない。
最初の発売日は、2017年12月1日の予定だった。
だが2018年1月に延期にした。
が、今日「1月中の発売は難しい」として再延期を発表した。
理由は「より安定した生産を効率的に行う施策を検討するため」らしい。
ま、任天堂スィッチの様に、即品切れになるよりはいいかな。
なお先行予約していた人には、1月30日発送、とあった。
※現在はネットでも購入可能
値段は…
商品名型名 トイ・プラットフォーム「toio™」(TA-T010)
・価格:オープン(市場推定価格 20,000円前後)
toio対応タイトル「トイオ・コレクション」(TA-C0S001)
・価格:オープン(市場推定価格 5,000円前後)
・同梱物:カートリッジ、マット、カード
toio対応タイトル「工作生物 ゲズンロイド」(TA-C0EU01)
・価格:オープン(市場推定価格 4,000円前後)
・同梱物:カートリッジ、マット、作り方ブック、工作キット
HPを見ると、予約販売はしているのか、「ご購入はこちら」というページがあったぞ!
詳しくは⇒toio https://first-flight.sony.com/
まとめ
個人的には、「工作生物ゲズンロイド」でしゃくとりむしやめだま生物で遊びたい(こどもか!)