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寡黙で色黒の綾瀬はるかの4Kドラマ「精霊の守り人シーズン2」終わる!

NHKの「大河ドラマ」は超有名だが「大河ファンタジー」はご存知だろうか。

タイトルは「精霊の守り人」。
綾瀬はるか主演のファンタジードラマだ。
2016年3月19日から始まり、3部作・全22回の放送予定。

実は先日の土曜日、第2シーズン「悲しき破壊神」(全9回)が終わったばかり。
数々の魅力が詰まっていて、個人的には、かなりハマったドラマだ。

特にこのドラマの特徴である4Kで映される壮大な景色の撮影地は、殆どが日本というから驚きだ。

番組は一応終わったが、余韻に浸る意味でも、少し深掘りしてみた。

「大河ファンタジー 精霊の守り人」は今までにないづくしのドラマ

放送3年という期間に3つのシーリーズで全22回放送、あまり聞いたことのない放送体系。
「全編4Kの映像」で壮大なスケールで作られている。
・原作は上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズ。
もともと児童文学で「多くの国で翻訳され、海外でも人気が高い」本だ。

「精霊の守り人」は、ファンタジードラマ(空想の物語)。
個人的には洋画の「ロード・オブ・リング」のイメージだ。

日本のドラマでは今まで見たことが無かったタイプ。NHKが半端ない力を入れて作っているドラマなのだ。

女用心棒「バルサ」を演じる綾瀬はるかが半端なくカッコイイ!。

この物語は、女用心棒バルサと幼いころバルサに命を救われた皇太子チャグムが織りなす壮大な物語.

綾瀬はるかと言えば、天然ぽいイメージだ。
だが、このドラマでは寡黙で色黒。
野性味があり、傷つきながらも激しい格闘シーンをこなしている。
口数も笑顔も少ないのだ。

このドラマを見たことのない人には、多分想像もつかないだろう。

その他出演者の顔ぶれも凄い!
今話題のイケメン役者をはじめ、年配の有名な俳優、さらにクリス松村なども出てきた。

ドラマの壮大な風景は何処で撮影しているのか?

物語は幾つかの大国が舞台、それぞれが関わっているので、旅が多い。その背景も壮大だ。
なので異国の何処かで撮影したのだろう、と思いきや、殆どのシーンは国内の景勝地などで撮影しているそうだ。

撮影地

・サンガル王国の孤島…青森県仏ヶ浦
・遊牧民の野営地…根室の牧場
・吊橋…新潟県の中津川渓谷の見倉橋
・空から見る山並み…熊本根子岳(ラクダ山)

これは、「悲しき破壊神」での撮影地の一部らしいから、全体をみたら、まだまだありそうだ。

セット

・異国情緒漂う港町…300坪の日本のスタジオにセットを作った
・うっそうとした森…これもスタジオのセット。木は作り物だが、かなりリアル。
テレビドラマで再現された森としては最大規模らしい。
・町並みや海は、CGで合成。
・流れる雲は、フロントスクリーンプロジェクションを使って4kの高画質を投影

衣装

衣装は国によって特徴があり、製作者の思いが込められているそうだ。
衣装監督は、シン・ゴジラなどを手がけている柘植伊佐夫。

ファンタジーなので国ごとに特徴をもたせ「オリジナル」の衣装を作ったという。

・チャグムの帽子は西遊記のイメージ
・ロタ王国は遊牧民のイメージ
・タルシュ帝国は幾何学模様…科学技術が進んでいる国なので、距離感を保つイメージもある。

その他、料理も、一から考えられている。
・濃い色の団子、食べ物、ピンクのキノコなど見慣れない食べ物など。

※3月18日放送“いよいよクライマックス「精霊の守り人」徹底解剖”より

ま、一度見れば、その壮大さや綾瀬はるかの想像以上の魅力がすぐわかるはず。

まとめ

全編4K撮影など、NHKの力の入れ用は半端い。
どれだけのNHKの予算をここに回しているのかと、ゲスな勘ぐりもしてしまう。
(だって4Kでまともに見ている視聴者は何人いるのだろう?と思うから)

ま、全体に暗く見づらさも多少はある。
が、内容は悪くないので、もっと多くの人が見たらいいのに、と思うのは確かだ。

最終の3シーズンの放送開始は11月。
このドラマのファンは、待ちきれない思いで…11月を待つしかない。