競馬ファンは時として、データ予想とは、まったく別の方法で優勝する馬を予想する。
「サイン競馬」もその方法の一つだ。
今年からG1レースとして開催された「大阪杯」。
このポスターに優勝馬のヒント(サイン)がある!と読んだ競馬ファンは多かった。
それは、このレースのプレゼンターとなった土屋太鳳がこのポスターで着ていたTシャツの色が「青」だったことから、枠の色が青の「キタサンブラック」がくるのではないか、と予想していたサイトが結構あったのだ。
それが見事、的中した!
競馬初心者でも楽しめるサイン探し!
「大阪杯」のレース用のJRAのポスターには、CMに登場している男女4人の若手俳優が映っている。
松坂桃李は黄色、柳楽優弥は白、高畑充希は色々、土屋太鳳は青のTシャツを着ている。
これだけなら、黄色とも白とも言えるのだが、この大阪杯のプレゼンターが土屋太鳳だということと、キタサンブラックが1番人気だったこともあって、一気に「青枠の可能性が高い」ということになったのだ。
もちろん、サイン競馬はこじつけ、と、いえばそれまでだが…
桜花賞の場合
サイン競馬は、サインを見つけて、いかにこじつけるか、が面白いのだ。
桜花賞のプレゼンターは「吉田沙保里」。
彼女の誕生日は10月5日。
なんと桜花賞で優勝した馬は、5枠10番 レーヌミノルだった。
(まさかの逆バージョン)
ま、今回のように、プレゼンターの誕生日がサインだった、というのはよくある話。
ただ、サインから導き出した馬のオッズがあまりにも低すぎる時は、躊躇することもある。
この時、レーヌミノル8番人気。
なので、このサインを取り入れる人はそれほど少なくなかったようだ。
この様にサインは、色んなこじ付けから、まぐれ当たりすることも大いにある。
だから、素人でもその気になれば、いくらでもサインを見つけて自分なりに勝手にこじつけて予想すると面白いだろう。
皐月賞のサインは?
この流れで…
今ささやかれているサインは皐月賞のプレゼンター「松坂桃李」関連。
最初に思い浮かぶサインは名前にある「桃」=ピンク=8枠だ。
ただ8枠は、3頭いる。
しかもオッズからみて3頭ともかなり弱い。
かろうじて6番人気の17番ウインブライトならもしかしたら…というのはあるが、大方このサインはあてにされていない感がある。
更に誕生日から予想。
松坂桃李の誕生日は10月17日だ。
10番ダンビュライトか17番ウインブライト。
10番は武が乗るが11番人気。
これもどちらかと言えば、17番ウインブライトに軍配が上がる。
今話題になっている人物からサインを読み取る場合も…
もう一方で実はサインには今話題の人物が取り上げられることもある。
長くなるので実例は省くが、今回は浅田真央だ。
ソチオリンピックの競技の衣装「青」で4枠ファンデーナ。
トリプルアクセルを飛べるから…3番コマノインパルス。
4枠のファンデーナは、いまのところ1番人気なので、こっちのサインを取り入れている競馬サイトが多い。
あとはCMで柳楽優弥が「牡」の読み方を桃李に聞く※答えは「ぼ」
…ということから「牡馬(オスの馬)」が来るだろう、という意見もある。
まとめ
ちなみに…
皐月賞は「速い馬が勝つ」と言われている。
今回皐月賞を走る馬の過去のレースを見ると、無傷(優勝のみ)で負け知らずの馬が2頭いる。
1頭は5番「レイデオロ」もう1頭は8番「ファンデーナ」。
こういう馬は、本命の他、「流し」か「馬連」に加えておくと安心だ。
騎手はどちらもかなりのベテラン。
しかもいい成績を挙げている。
どっちを1番にするか迷うところだ。
「ファンデーナ」は岩田以外、川田が乗っても優勝している、ということは「もともといい馬」ということも言えるだろう。
「レイデオロ」は過去3回ともルメールが乗っており、馬との息もあっているのだろうな…
やはり迷う…。