ソニー・ミュージックエンタテイメントが29年振りにアナログレコードの自社生産を再開するらしい。
これはかなり気になる情報だ!
ソニーがレコード生産を再開する!
ソニー・ミュージックエンタテイメントは今年の2月、都内に自社でレコードのマスター制作からプレス製造まで一貫して行う環境を整えたという。
具体的な販売タイトルはまだ未定。
今年度中の生産、受注を目指すそうだ。
誰の曲がレコードになる?
ソニー・ミュージックエンタテイメントはソニーグループの音楽系事業統括会社だ。
一応、最初はソニー・ミュージックエンタテイメントに所属するアーティストのものがメインになるそうだ。(それはそうだ)が、いずれは外部からの受注も予定しているらしい。
言わずと知れた、ソニーミュージック。
ここの芸能事務所に所属しているアーティストは、昨年末レコード大賞の西野カナや木村カエラ、奥田民生などがいる。老舗とあって、HPでアーティスト名を見ると懐かしい名前や大御所の名前が結構出てくる。
この中から自分が聞きたいと思う曲がめでたくレコードになってくれれば、嬉しいが、どうだろう。
値段も昔とは違うだろう。いったいいくらぐらいで出してくれるのか、気になるところだ。
なぜレコードを生産再開することになったのか?
ソニーミュージックエンタテイメントがレコードの生産を終了したのは1989年。
その後、レコードを製造する場合は、国内で唯一の会社(東洋化成)か海外に頼んでいたらしい。
ところがここ最近、アナログのレコード人気が出てきた。
昨年、生産枚数が過去10年で最多の79万9000枚だったという。
時代のニーズにこたえるべく製作というところだろう。
今回のレコードの生産再開は、今の配信やCDに変わるものを作るというわけではなく、より幅広い音楽を楽しみ方を提供すること、が目的のようだ。
まとめ
実は、この日が来るのを待っていた。
私、レコードプレーヤーと数枚のレコードを持っているのだ。
カミさんの「じゃま!捨てる」という声を何度聞いたことか。
その度「捨てるのはいつでもできる」と抵抗してきたのだ。
かと言って、聞くことはまず無い。
針が減るのも気になる。
使えなくなった時、この針が購入できるかどうかもわからないからだ。
でもレコードがメジャーになれば(なればの話だが)針の需要もあるだろう。
だから、思い切り聞くことができる。
あの頃のジリジリ、という音や、こもった感じのノスタルジーな音(?)が聞けるのだ。
最近の音楽は、レコードで聞いたらどんな感じなんだろう。
若者は、レコードの音なんて聞いたことあるんだろうか?
再生産、楽しみだ。