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オフィス向け「置き型ビジネス」が熱い!ローソン参入で戦国時代へ!

社会

企業のオフィス向けに、お菓子やカップ麺等を置き薬方式で販売する「置き型ビジネス」にいよいよローソンが本格参入すると発表した。

その名も「プチローソン」。
手始めに東京23区内で2018年2月までに1,000箇所の設置を目指すそうだ。

先発の「オフィスグリコ」や「オフィスファミマ」と併せて、置き型ビジネス戦国時代へ突入しそうだ。

プチローソン

オフィスでの需要を見込み、軽食やカップ麺、お菓子類など約50品目陳列できる棚をオフィスに設置する。
棚にはSuicaやPASMOなどの交通系電子マネー専用のセルフレジ端末がついている。
購入者は棚から商品を選び、レジでバーコードを読み取らせ、カードを使って決済する仕組み。
企業やオフィスには設置費用などの負担は求めない。

オプションで冷蔵庫・冷凍庫の設置により飲料やアイスの販売も出来る。
この場合の電気料金はオフィス側の負担となる。

オフィス・ファミマ

2013年より東京都及び、千葉県内の一部、川崎、横浜で設置開始。
軽食・カップ麺・お菓子の他、マスクやタオル等の日用品も含め40品目前後をラインアップする。

棚には売り上げ金用のボックスが設置されており、購入者は現金でボックスに入金する仕組み。
こちらも設置費用は無料。
尚、2016年12月より、オフィスで本格コーヒーが楽しめる「オフィス・ファミマカフェ」も登場した。
まろやかな香りのマイルドブレンドと、深いコクと味わいのビターブレンドの2種類のコーヒーが味わえる。

オフィス・グリコ

置き型ビジネスの先駆け的存在。
2002年3月から東京都と大阪府で設置開始。
現在は愛知県や福岡県でも設置されている。
精算方式はオフィス・ファミマと同様。

リフレッシュボックスと呼ばれる商品ボックスの組合せで、色々なオフィスの規模や陳列品目に対応できる。
軽食やお菓子類のみならず、アイスや飲料、本格的コーヒーマシンにも対応。

設置費用は無料だが、冷蔵・冷凍庫を設置した場合、電気料金はオフィス側の負担となる。

また近年は、コンビニタイプの置き型サービスの他、「コスメ」の置き型サービスもある。
赤坂の「株式会社ハチモ」が展開する「オフィスコスメ」は化粧品に特化したサービスだ。
ハンドクリームやリップクリーム、化粧水や美容液、ストッキングや生理用品と女性をターゲットにした品揃えを特徴としている。

企業やオフィス向けの置き型サービスは、単に買い物に行く手間が省けるだけではなく、福利厚生や社員間のコミュニケーション促進にも効果が期待出来るとあって、今後導入してゆく企業が増えてゆくと予想される。
それに伴い、扱う品目も多様化してゆくだろう。

置き型サービス戦国時代の到来は、もう目の前に来ている!