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ノンアルコール飲料を「休憩中に飲む」のは「あり」か「無し」か?

社会

毎日30度を超える暑さ。
こんな時は早く家に帰って「冷たいビールを飲むぞ!」と思う人が結構いるだろう。

だが「ノンアルコールビールなら、アルコール入ってないから休み時間に飲んでもいいよな?」と考える人も中にはいるはずだ。が、なかなかいろいろ考えてしまい、実行には移せないものだ。

そんな中、ある女性が「ノンアルコールビールを休憩中に飲んだ」らしい。
すると会社は…

どうしたと思う?

例えば「ノンアルコールビール」。
ノンアルコール飲料の定義は「アルコール度数が1%未満の物」。
今は入っていないと言うが、登場当時は、ほんのちょっとアルコールが入っていたのだ。

清涼飲料水というくくりだが、見た目、匂いはほとんどビールだ。
そのジレンマは、今、こんな投稿で物議を醸し出す…

ある女性がある掲示板に「休憩中にノンアルコールビール 会社を休まされました」
という投稿をし、話題になったらしい。

その投稿の内容とは

投稿者は30代の女性。
・自他とも認めるお酒好き。
・朝から飲みたい気分で我慢してた。
・お昼、コンビニでノンアルコールビールを買って冷蔵庫で冷やしておいた
15時の休憩時間に、自分の席で飲んでいた
・上司から呼び出しがあった
・何を飲んでるか聞かれて「ノンアルコールビール、本物じゃない」と答えた
・「会社で就業時間中に飲むものではない」と言われた
・「アルコールは入っていません」と答えた

その後怒られ、明日は出社しなくてよい、反省文書いてこいと言われた。

※YOMIURI ON RINE より参考、抜粋

彼女の言い分

・事務所には自販機が設置されていて就業中に買って、仕事しながら飲んでいる(たぶん、普通の飲料水の自販機)。
・休憩中に飲むのはOKだろう。

就業中にノンアルコールビールを飲むことは駄目なことなのか?
皆さんは飲まないのか?

という内容だ。

※YOMIURI ON RINE より参考、抜粋

世間の反応

もちろん賛否両論、別れるところではある。
(投稿された文章に対するコメントは「文章から読み取る『事実以外』のこと」も多かったのでそのコメントは省きます)

賛成意見
・ノンアルコールだから問題ない。
・休憩中なら問題ない。

反対意見
・休憩でも拘束時間内(あるいは終わった後も勤務時間)なので非常識。
・日本の職場にノンアルコールは受け入れられていない(から駄目)。

認めている会社の考え方は…
「ノンアルコールビールは炭酸飲料」「ジュースやコーヒー感覚」なので認めている。

禁止の会社の考え方は(タクシー会社など)…
車内で飲むとビールと間違えられ、誤解を与える、印象が良くないなど、乗客への配慮らしい。

「日テレ24時」のニュースでもアンケートを取っていて「あり」が22人「なし」が28人だった。個人的には「なし」のほうが多いだろうと思っていたのだ、が思ったほど大差がない感じだ。

反対するポイントは2つ

個人的に考えられる反対ポイントは2つだと思う。
「仕事中」と「アルコールが(少し)入っている」だ。

アルコールは仕事に悪影響を及ぼす

アルコールを摂取すると殆の人は酔う。
酔うと判断力や思考能力や意志の力が弱くなる。

なので「仕事中にアルコールを飲むと仕事に悪影響が出る」という前提がある。
(わかりきっていることだが、あえて)

だから仕事中に「ノンアルコール」だとしても飲む人に対し「仕事を真面目に考えていない」とか「モラルがない」とか「非常識」という考え方になるのかもしれない。

さらに反対している人の多くは、ノンアルコールと書いていてもアルコールが少し入っているという認識があるので、「少しでもアルコールが入っているから駄目!」と思っているようだ。

だから「本当に全くアルコールが入ってないよ」と言ったら、認める人は増えるかもしれない。

ただし…

「空酔い」という減少が起きることがあるらしい。
味が「ビール」なので脳がアルコールを飲んだことを思い出し、酔ったような状態になることがあるというのだ。

そうなると、また話は、別?

ノンアルコール飲料のアルコール度数

問題は「ノンアルコール」という言葉だと思う。

ノンアルコール飲料の定義

ノンアルコール飲料とは「アルコール度数が1%未満の物」を指す。
2000年代前半に売られていたものは約0.5%のアルコールを含んでいたものが主流だった。
が現在はアルコールを全く含まないものが主流になっている。
(「アサヒ」「キリン「サッポロ」「サントリー」の商品(0.00%と表示)は全くアルコールを含んでいないそうだ)

だが、ノンアルコール飲料は、見た目や匂いが同じなので当然、誤解されやすい。
だったら、アルコールが入っていなければ「ノンアルコール」という言葉を使わなければいいようなものだ。

だが、そうはいかない。
当然、飲料水会社もビールに似ていなければ、購入して貰えないし売上にも響いてくる。
これも痛し痒しだ。

さて、今後はどうなるのだろう。

以前こんな記事も書いていたので良かったらどうぞ!

ノンアルコールだから酒気帯び否認!でも基準値の4倍?一体何を飲んだ?

 

※以上「日テレ24時」参考