カップラーメンのあれ、どうしてますか?
日清がまた面白いものを考えた!
日清食品が1971年9月18日に、世界初のカップ麺「カップヌードル」を世に送り出してから、今年で50年(なんと半世紀!)を迎える。
世界中で愛されているカップヌードルは、累計販売数450億食を超えた。
世界の人口が約78億人だから、一人平均5.7個のカップヌードルを食べた計算になる(あまりピンとこない計算?)。
その日清が、また面白いものを考えた。
残ったスープを固める?
みなさんは、カップヌードルを食べて残ったスープをどうしているだろう?
自分などは、美味しいので飲み干してしまうが、塩分やカロリーを考えて、残す方も多いのでは?
残ったスープは当然捨てる事になる訳だが(残りスープを使った簡単茶碗蒸しのレシピもあるが)、自宅ではシンクにそのまま流しても良いが、自宅以外のシチユエーション、例えば会社やキャンプ等では捨てるのに困ることもあるだろう。
そんな時にきっと役に立つのが、その名も「カップヌードル残ったスープ固めるパウダー」というもの。
カップヌードル残ったスープ固めるパウダー
パウダーを残ったスープに1袋入れ、すぐに10秒ほどかき混ぜる、だけ。
温度や量によって個体差は有るものの、次第にゼリー状に固まり、最後は容器と一緒に燃えるゴミとして捨てられるようになる。フライパンの揚げ油を固めて捨てる商品があるが、それのカップヌードル版と思って良いだろう。
この「カップヌードル残ったスープ固めるパウダー」は日清のオンラインストアーで対象のカップヌードルを購入すると、1食に付き1袋、合計1万袋限定でプレゼントされたものだが、3月29日の開始からわずか1週間で、予定数に達してしまい終了した。
しかし、あまりの人気に急遽4月9日~4月25日までの期間限定で、第2弾のキャンペーンが実施される事になった。
興味がお有りの方、きっとまた大人気だろうから、お早目に日清のオンラインストアを覗いてみては如何だろうか?
なお、「カップヌードル残ったスープ固めるパウダー」は
・食べられない
・カップヌードルの食べ残しスープの以外には使わない
・非売品
・転売禁止
となっている。
残ったスープで茶わんむし、の作り方
一応「カップラーメンの残りスープで茶わん蒸し」を作る方法を紹介しておく
1,麺を食べ終わったスープに卵一個を入れてよくかき混ぜる。
(スープが熱い時は、50℃以下に冷めるのを待つ)
2,耐熱カップに入れ替えて、ラップをふんわりかけて、
・500Wの電子レンジで1分30秒~2分30秒加熱。
・200Wの電子レンジで約2分30秒~3分加熱。
固まってなかったら、もう30秒くらいいれてみる。
残ったスープの量によって、固まる時間、硬さなどは変わってくるのでその辺は個々で加減してみてください。
麺もちょっと残して、短く切っておくと小田巻蒸し(うどん入り茶わん蒸し)もどきになります。
CMも日清らしい(笑)
一瞬「え?」と思った人もいるのではないだろうか。
おなじみの「小林製薬(医薬品や衛生雑貨品等の企画・販売会社)」の「あせワキパット」のCMが始まったと思ったら「カップヌードル残ったスープ固めるパウダー」のCMになっている。
この商品は日清が小林製薬と共同開発したもの。
それでなのか、このCMは「あせワキパット」とのコラボCM?(小林製薬のテレビCMのパロディ動画)となっている。この「汗ばむ季節 篇」の他に「のどがイガイガ 篇」もある。
全然関係ないように見えて実は、最後にちゃんと商品を出している辺り、いかにも日清らしい。
まとめ
CMのタイトルにあるように「なくてもええけど、をカタチにする」日清…。
「なくてもええけど」と割り切って、やってるのが潔い。
そういえば以前「焼きそばUFO」の湯切りをダムに見立てるとか、あったなぁ。
こういう柔軟なアイディアは、私たちユーザーの気持ちをほっこりさせる。
特に今の時代、こういうのでくすっと笑えたり「なるほど、おもしろい」と思えることはいい事だと思う。