朝、納豆食べましたか?
どういう食べ方をしていますか?
5月14日の朝に放送されたTBSの「健康カプセル!ゲンキの時間」では、この食べ方は決して悪いとは言わないが「もったいない食べ方」だという。
さて、どういうことなのか…まとめてみた。
効率の良い納豆の食べ方とは
納豆は美味しくて栄養満点。
発酵食品で腸にもいい。
朝食には必ず食べる、という人は結構多い。
だが「朝、熱々のご飯に納豆をかけて食べる」のは「もったい無い食べ方」だというのだ。
多分、多くの人がやっているこの納豆の食べ方の、どこがもったいないのだろうか…。
TBSの「健康カプセル!ゲンキの時間」で、そのことについてわかりやすく紹介していたのでまとめてみた。
納豆は、夕方か夜、熱くない御飯で食べたほうがいい理由
納豆を「朝、食べる」もったいないポイント
ナットウキナーゼの「血液さらさら効果」は食後12時間続く。
朝6時に食べたら夕方の6時に無くなる計算。
例えば中性脂肪が気になる(高い)人は心筋梗塞のリスクが高い。
心筋梗塞(心臓の血管が詰まる病気)の発生率は夜中~明け方。
なので、朝より夕方食べるほうが効果的。
納豆を「アツアツご飯にかける」もったいないポイント
納豆菌(ナットウキナーゼ、ビタミンB群)は熱に弱い。
その他…「納豆を食べ過ぎる」
納豆は乳酸値を上げるプリン体が多い。
1日1パックが適量。
…以上のことから、特に、気にした方がいいのは高齢者や熟年層だ。
ま、逆に夕飯のおかずが一品増えると思えば、カミさんも楽だろう。
更に番組では、納豆にトッピングする食材についても紹介していた。
納豆のトッピングとその効果について
納豆のトッピングとして何気に追加しているのが卵やネギだ。
それらが納豆にどう影響を与えるのか…ということも知っておくといいだろう。
『納豆+卵黄』
白身は吸収を阻害するので卵黄のみがよい。
『納豆+ネギ』
辛味成分がビタミンB1(疲労回復)の吸収を上げる。
『ひきわり納豆』
表面積が大きくなるので納豆菌の分解が進むためビタミン類も増える傾向がある。
『納豆+酢飯』
納豆菌は胃酸でも死なない。
酢は納豆に含まれるカルシウムを吸収する効果が高い。
…ということは、
「夕飯に熱くない酢飯で、ひき割り納豆に、ネギを加えた納豆巻」を食べればベストだ!(笑)
番組で紹介された「最強トッピング」
さらに番組では「おススメ最強トッピング」なるものが紹介された。
納豆1パック+キムチ+オリーブオイル(小さじ1)
・キムチは発酵食品で植物性乳酸菌が豊富。善玉菌を増やす納豆菌と合わせることでより高い整腸作用が期待できる。※植物性は動物性より胃酸に強く生きて腸に届きやすい。
・オリーブオイルはオレイン酸(腸のぜんどう運動を促す)が含まれている。
※油分が腸内の便の滑りを良くするので便秘の解消になる。
まとめ
私ごとだが、偶然にも私は納豆に「キムチとオリーブオイル」を入れて食べている。
もちろん何がいいのかなんて考えたことはなく、ただ「美味しい」から入れている。
納豆をかき混ぜてからキムチを「大さじ1杯ぐらい」を入れて、オリーブオイルを垂らす。
(醤油は、少なめ。辛子は入れない。)
んまいんだぁ、これが。
※これは↑キムチが多すぎだと思う。
炊きたて御飯に納豆を乗せて食べるのは、日本人の正しい朝食の食べ方、と思っている人は多いと思う。だか、ちょっとだけ気を付ければ、効率よく、美味しく食べられるのだ。覚えておいて損はない。