東京電力・福島第一原発事故の自主避難者への国からの支援が3月末に打ち切りになる。
今村復興大臣がその説明をする記者会見の会場で、フリーのジャーナリストからの質問があり、そのやり取りの中、激怒し退席したらしい。
記者会見で今村復興大臣が激怒!
取り敢えず、どのような経緯だったのか、ニュースで流れた二人のやり取りを書いてみた…
ニュース動画の内容を文字化してみた
ジャーナリスト
「路頭に迷う家族も出てくるとおもうのですが、国はどう責任を取るのでしょうか?」
(この人はフリーのジャーナリストらしい。)
今村復興大臣
「国がどうだこうだという事よりも、基本的には、やはりご本人が判断される事なんですよ。
福島県民の親元である福島県が中心になって寄り添ってやっていく方がいいだろうと…
国の役人が、福島県の事情もその人達の事情もわからない国の役人がやったってしょうがないでしょ。それをしっかり国がサポートする」と答えた。
「なぜ帰れないのか、とかの実情を大臣自身がご存知ないからではないでしょうか?
それを人のせいにするのは僕は…それは、あの…」
というと、大臣は
「人のせいになんかしていないじゃないですか!。
誰がそんなことしたんですか。ご本人が、ようするに、どうするか決めて…」
「でも実際に帰れないんですよ。帰れないから避難生活している…」
「え?帰っている人もいるじゃないですか」
「責任持って回答して下さい」
「責任持ってやっているじゃないか。なんという君は無礼な事を言うんだ。ここは公式の場なんだよ」
「そうです」
「だから何が無責任だというんだよ」
「ですからちゃんと…」
すると大臣が突然
「撤回しなさい!」と強い口調で命令した。
「撤回しません」ジャーナリストはきっぱりと言った。
ひるまない。
「しなさい!出て行きなさい!」
大臣は出て行けというポーズをする。
はい、これで終了、と言う声が聞こえると大臣は
「もう二度と来ないで下さい、あなたは」といって机から離れ、一礼。
ジャーナリストは「これは記述に残して下さい」というと
大臣は「どうぞ、こんな人を中傷誹謗するようなことは許さんよ、絶対」という。
「避難者困らせているのはあなたです」というジャーナリストの声に
大臣は振り返り「うるさい!」と捨て台詞。
最後には「路頭に迷わせないでください」とジャーナリストの声が聞こえた。
今村大臣は即、謝罪コメントを発表
その後今村大臣がコメントした
「え~ちょっと感情的になってしまいました。
改めてお詫び申し上げ今後は、もうこういうことがないように冷静適切に対応していきたいと…」
なかなか説明してもわかってもらえない…」
ニュース動画はここで終わった。
世間の反応
何と言っても今村大臣の、キレ方に非難が集まっている。
「上から目線」「何様?」「恫喝」等々…。
「撤回しなさい」「出て行け!」「うるさい!」と自分で公の場と言っておきながら自分が何を言っているのかわかっているのか?と見てる人は思っただろう。
多分、退出してから、今謝ってっておかないといろいろ突かれると思ったか、あるいは周りから言われたか。
特に今は安倍さんに迷惑かけれないだろうから…
何れにしてもあんな怒り方をしてすぐに謝罪会見する、変わり身の速さ、にちょっと驚く。
当然あのジャーナリストに本気で謝っているようには、全然見えなかった…
(参考サイト テレビ朝日NEWS)