匂いで認知症の検査ができる、というキットがあるらしい。
その名前が「はからめ」というのだ。
はからめ…葉から芽?
聞き慣れない言葉だが、このキットの名前なのだから仕方がない。
匂いで認知症がわかる⁉
認知症に関わらず「鼻」や「脳」に異常があると匂いの判断ができなくなることがあるらしい。
それが「嗅覚障害」だ。
認知症の代表と言ってもいいアルツハイマー病の場合、脳の嗅内皮質(記憶システム)が最初に冒される。
その結果、嗅覚障害になる。
だから、匂いを使って今の認知症の度合いを調べることができる、というわけだ。
一説によれば、嗅覚障害のある人は、健康な人の4倍アルツハイマーになりやすい、という。
認知症は、早期発見が鍵
認知症になってしまうと完治は難しいと言われている。
だが、早期発見することができれば、予防や治療によって認知症を遅らせることができる。
遅らせることができれば、家族への負担を軽くすることができる。
自分が、あるいは親が認知症ではないだろうか、と思っているだけでは、病院にも行きにくいし、相談もなかなかできるものではない。
そいういう時に…
たった10枚のカードの匂いを嗅ぐだけで検査できる、というのだから、やってみるのもひとつだ。
「はからめ」の検査方法とは
別名「忘れアルかなチェック」
はからめの検査キットは、10枚の異なる匂いカードが入っている。
そのカードの嗅いで、現在の頭の働きをチェックするので超カンタンだ。
1、こすると匂いが出てくる
2、6つの選択肢から当てはまる匂いをチェックする。
※匂いがなければ「無臭」にチェックする
3、解答用紙を送付する。
1~2週間で
4、結果レポートが届く。
リンク
「ちょっと嗅いでみて。何のにおいする?」と遊び感覚で、試してあげるのもいいだろう。