昨今の「コロナ禍」による巣ごもりの影響なのか、「ノンアルコール飲料」が注目されている。
ノンアルコール飲料あれこれ
一昔前だと、ノンアルコール飲料は「下戸が、飲んだふりをする為のもの」とか「単なるジュース」という言い方をされてきたが、どうしてどうして、最近のノンアルコール飲料のクオリティの高さは目を見張るものがある。
そして、バリエーションも昔とは比べ物にならない位豊富だ。
家内も体質的にアルコールは全く受け付けないのだが(以前ビールをコップ1/4飲んでぶっ倒れた経験があるらしい)、最近は気分を味わいたくてよくノンアルコール飲料を飲むようになった。
どんなノンアルコールビールやサワーがあるのかビール会社ごとに少しあげてみよう。
各会社のノンアルコール飲料ピックアップ
- サントリー
「ALL FREE」「のんある気分」はいずれもこれまでに出ていたノンアルコールファンが多い人気商品。
そして最近注目されているのが「のんある晩酌レモンサワー」だ。
- キリン
「零ICHI」はビール感覚。
「カラダFREE」「GREENS FREE」いずれも健康志向だ。
- アサヒ
「DRY ZERO」言わずと知れたあの「スーパードライ」に似た口当たり。
「香り華やぐハイボールテイスト」はハイボールを意識した味。
「スタイルバランス」シリーズはゼロカロリーのサワーだ。
- サッポロ
「プレミアムフリー」麦汁100%で製法はビールと同じらしい。
「うまみ搾り」ビールのみの天敵「尿酸値」を下げるというビール。
そして…
- CHOYA
ビール会社ではないが、この流れに参戦しているCHOYA。
CHOYAと言えば梅酒。
ノンアルコール梅酒は、ノンアルコール時代突入前にすでに出ていた。
それが「酔わないウメッシュ」だ。 - 月桂冠
月桂冠は酒の会社だ。
ノンアルコールの酒、は現実的ではないように思いがちだ。
が、ちゃんとノンアルコールの酒、出ているんだな、これが。
「月桂冠スペシャルフリー」大吟醸のテイストであま味もあるというから、さすがだ。
- ホッピービバレッジ
かなり前からノンアルコール?と思われていた「ホッピー」実はアルコール度数0.8%だ。
ノンアルコールと呼ぶかどうかは若干疑問だが…
ビール全盛時代、アルコールに弱い人でも飲めるビールとして修羅場を生き延びてきた。
ある意味すごいビールなのだ。
各種酒あり!テイストはかなり近い
販売アイテムが多いのは、やはりビール会社のビールテイスト飲料だが、その他にもワインやスパークリングワイン、日本酒、ウィスキーに至るまで、その種類は多岐に渡る。
そしてほとんどすべての物が、本家のアルコール飲料に引けを取らない位、その風味・味わい・喉ごしを見事に再現している。
ちなみに、私のお気に入りはアサヒの「香り華やぐハイボールテイスト」だ。
あるレストランでこれを見つけて飲んでみた。
見事にハイボールの味や風味を再現しており、同行者は(この方は酒が飲める)「これは本当にアルコールが入っていないのか?なんだか酔っぱらってきたぞ」と疑っていた位だ。
バーで飲めるノンアルコールカクテル
私の好きな漫画に「BARレモンハート」というのがある(お馴染みの)。
何度か記事にしているので、名前を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。
BARレモンハートの「うんちくマスター」は言っている。
「BARというのは、お酒の飲めない方でも楽しめる所なのです。」
そう、BARには多くのノンアルコールカクテルメニューがあるのだ。
ノンアルコールカクテルメニュー
代表的なものだと
・シンデレラ
オレンジジュース+パイナップルジュース+レモンジュース
・シャーリーテンプル
グレナデンシロップ+ジンジャーエール
・プッシーキャット
オレンジジュース+パイナップルジュース+グレープフルーツジュース+グレナデンシロップ
・サラトガクーラー
ライムジュース+シュガーシロップ+ジンジャーエール
・バージンブリーズ(カクテルのバージンはノンアルコールの意味)
クランベリージュース+グレープフルーツジュース
・バージンモヒート
シュガーシロップ+ライム+ミントの葉+ソーダ
・フルーツパンチ
オレンジジュース+パイナップルジュース+レモンジュース+グレナデンシロップ
いずれも美味しいそうな名前だが、レシピを見ての通り、アルコールは一滴も入っていない。
これらはほんの一部だが、このようにノンアルコールでもBARで本格的に作られるカクテルが数多くある。
そして、それらは家庭でも簡単に作れるものが多い。
材料はジュース類が多いが、それらの組み合わせ方・量・作り方で単一のジュースとは、また一味違った美味しさが楽しめる。
まとめ
ノンアルコール飲料の良さは、
・いくら飲んでも二日酔いにならない
・飲んでも車が運転できる
・財布にも優しい。
そして、その美味しさと満足度は、実際のアルコール飲料にひけをとらない。
だから、逆にその美味しさを味わいたくてノンアルコールを選ぶくらいだという。
酒を飲める人も飲めない人も、これからはノンアルコール飲料の時代だ!