「携帯・スマホを自動車の運転中に使用すると道路交通法違反」
・危険を生じさせれば(事故を起こした)反則金9000円、点数-2点
・危険を生じさせなくても(電話した、画面見てた)反則金6000円、点数-1点
ながら運転は、違反とわかっていても、反則金の金額は、知らない運転手、いるかもな。
平成28年の「ながら運転」の現状
スマートフォンの普及で、メールやゲームなどの画面を見ながらする「ながら運転」で起きる事故が、大きく増加しているそうだ。
(平成28年)携帯電話使用が原因の…
・交通事故件数…「2,628件」(平成23年「1,557件」)
・「運転中の携帯電話使用の取り締まり」件数…年に100万件、「全体の交通取り締まり件数」の約14%。
・「ながら運転」の経験がある…13%(8~9月 政府調査)
現行の罰金は甘い、と政府も認識?法改正案が出されるらしい
スマホなどの危険運転の道交法改正案
政府は、早ければ22日召集の通常国会で「スマホなどのながら運転」の罰則を厳罰化する道路交通法の改正案を提出するそうだ。
法案の内容
〇携帯電話などを操作して交通の危険を生じさせた場合の罰則
「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」
↓
「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」
〇携帯電話などを操作して直接交通の危険を生じない場合の罰則
「5万円以下の罰金」
↓
「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」
〇(軽度な交通違反など)反則金を納付すれば刑事訴追されない交通反則通告制度の対象から除外
今回の法案は他に…
「高齢者の運転」対策も…
高齢運転者による事故は数日前にもあった。女子高生は意識を取り戻したのだろうか。あれは確か「運転するな」と家族に言われていた91歳のご老人ではなかったか?。
この年齢を聞いた時、この歳で、まともに運転なんてできるのか?と思った。
凶器を走らせているようなものだろう。
このように高齢者の運転による事故の割合が増加している。交通死亡事故の75歳以上の運転者による割合は、平成28年には13.5%(平成18年は7.4%)だったらしい。
自分の周りでさえ、危険な運転をしているご老人をたまに見かける。たぶん同じように多くの人が、それは感じていることだろう。
道交法に安全運転相談規定も新設
安全運転相談⇒都道府県公安委員会が「本人」「家族」からの相談に対し「情報提供、助言、指導」を行う。
これは、これで、かなり必要な事だと思う。
余談だが、私も危なかった経験がある。
ある時の話
その1、向かいのコンビニに行きたくて、手押しの信号機ボタンを押した。
右手から走ってきた車。年配の男性運転手とその奥さんらしき人の顔が見えた。前を見ている筈だが、こっち(通行人)は見ていないのが、わかったので、横断歩道を1歩歩き、止まってみた。
案の定、その車はそのまま進んでくる。横断歩道に差し掛かった時、やっと私に気付いて、急ブレーキを踏んだ。そして驚いた顔を私に向けた。車が止まったので、私はやっと横断歩道を渡り、コンビニに入ったが…
彼は、前を向いていたのに…
その2、4車線の大きめな道路だった。こっちの信号が青に変わりで、横断歩道を渡ろうとしたら、左右のほとんどの車が停まっているのに、左側から1台だけスルスルっと、車が出てきた。
止まる気配がない。私は、中央分離帯で、一旦立ち止まり運転手を見た。スマホで何かを話しながら、どこを見ているのか、そのまま、まっすぐ走っていった…当然、私の存在に気付いていなかったようだ。
もし、私がそのまま歩いていたら、急ブレーキをかけただろうか?
それとも、轢かれただろうか?
運転手は、若い男性だった、笑って話していた…今考えてもゾッとする。
その時以来、横断歩道を渡る時は、必ず全部の車が止まったのを確かめてから渡るようにしている。当然相手が悪くても、轢かれたら、おしまいだからだ。
そういういうヤツに限って、
保険に入ってないんじゃないか、とか
保障できるほどのお金を持っていないんじゃないか、とか
逃げるんじゃないか、とか
性格悪いんじゃないか、とか
難癖付けてくるんじゃないか、とか
謝らないんじゃないか、とか…
とにかく色々考えてみると、こっちにいいことは一つもないので…必ず全部の車が止まったのを確かめてから渡るようにしている。