デニムフライデーという言葉を
知っているだろうか?
言葉から想像できるように
毎週金曜日はデニムを取り入れた
カジュアルな服装で仕事をしょう!
という取り組みのことだ。
毎日スーツにネクタイで出勤していて、「金曜日は、私服でデニムOKだぞ!」と言われたら貴方は実行するだろうか?
職種によっても異なるだろうが、年代によってもその反応は異なるだろうな。
私は…たぶん迷ってしまうだろう。
まず、コーディネートに困ってしまうのは目に見えている。
が“我が社は柔軟な会社なんだな”と見直すかもしれないな。
なぜデニムなのか?
最新のオフィスカジュアル、とも言われるこの「デニムフライデー」。
なぜ、デニム?と思う人は多いだろう。
そもそも心や身体もリラックスできる環境の方が、個々の能力や個性を発揮できる、という考え方がある、という。
なので、カジュアルフライデーといって「金曜日ぐらいはカジュアルな服装で出勤しようよ」という考え方が出てきた。
オフィスカジュアルとして、頭に浮かぶのはクールビズやウォームビズ。
そして、カジュアルフライデーが加わる。
かと言って、いい取り組みだと思われていても、実際取り入れていない、あるいは取り入れたいが出来ない、という状況もある。
そこで、GAP(衣料品の小売店)が推奨したのが「デニムフライデー」だ。
デニムは
「動きやすい」「着心地がいい」「バリエーションが広がる」といった利点がある。
これは、大きなポイントだ。
実際、デニムを着て実証実験をしたところ、フォーマルウェアを着た時と比べてストレス度が低いということが判明したらしい。
テクノロジーの進化が、服装までも変える時代
最近は、パソコンやスマホでネットが使えるようになり、プライベートと仕事の境目も段々なくなってきたという。
そのバランスや、より働きやすい環境を追求していけば、ワイシャツにネクタイ、規律など、もう意味のないものになっていくのかもしれない。
考えてみれば、パソコンに向かって、ネクタイをする意味は、無いのである。
それより、リラックスした環境や気分で、仕事をしたほうが効率が上がる、というのは理解できる。
かと言って、ハイそうですか、と簡単に受け入れることができるものではないだろうが…
前向きなこういう考え方は、嫌いでは、無い。