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獺祭(だっさい)今売れている酒!「スッキリ味」の秘密とは?~がっちりマンデー!!

優れもの情報

「獺祭」=だっさい と読む。
山口県の酒造メーカーが造った酒の名前だ。

この酒、Amazonのレビューを見ると…
美味しい、飲みやすい、口当たりがいい、香りがいい、スッキリしている、翌日残らない、クセがない、ファンです…と、とにかく評判がいい。

獺祭は、普通の酒より高価だが、売れに売れて、年間売上が108億円だという。
かなり美味い酒ということだろう。

他に酒とは何が違うのか…がっちりマンデー!!で紹介していたので、まとめてみた。

「獺祭」美味さの秘密

最初に気になるこの名前。「獺」は一文字ならカワウソと読む。
旭酒造がある場所は「獺越(おそごえ)」といい、カワウソがいたといういわれがあるらしい。

「獺祭」の言葉の意味は、獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、「詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事」をさします。 朝日酒造HPより

獺祭は、磨き「二割三分」

普通、日本酒を作る場合「酒米を磨く」という最初の工程がある。
酒米は、真ん中になるほどデンプンが多い。
周りにある脂質タンパク質は雑味となる。

なので脂肪やタンパク質を取り除けば取り除くほどスッキリとした味になるのだ。
通常の酒はその精米率が70%、良くて50%だが、この獺祭は4日間(約90時間かけて)23%になるまで精米する。

これが、獺祭のスッキリした味の理由らしい。

獺祭は杜氏の仕事をデータで管理する

昔からあるような酒蔵ではなく近代的な建物の中で造られる獺祭。

水分量の調節や麹菌を入れる作業などはスタッフが行うが、通常「杜氏」と呼ばれる酒を作る職人の仕事の工程は、すべて徹底したデータ管理のもと行われている。

社長いわく「天才杜氏の頭の中にある勘と経験を数値化してデータに蓄積して…外に出す、そうすれば天才杜氏の味に近づく」。
そして「データはブレるが、安定させるより、より良い酒を作りたい」らしい。

獺祭はこれらの試行錯誤の結果、生まれた酒だ。

しかも検査は酒作りの経験がないスタッフが行う。(酒造りのスタッフはひいき目に見てしまう心配があるため)。データによって最終的に「もろみ」がベストなタイミングになった時、絞られて出荷される。

獺祭は売り方にもこだわりがある。

高くて美味しい獺祭は最初、地元では「安くて酔えればいい」と言われ受け入れられなかった。
ところが東京にいる山口県出身者によって地元の酒、珍しいと評判となり、日本酒マニアの間でクチコミとなり徐々に売れていった。
今では、年間売上が108億円にもなったという。

獺祭は卸問屋を通さない(一般的にはありえない)

通常酒は卸問屋を通して、各販売店に卸される。
が、旭酒造の営業マンは、直接お店に行く。

直接行って、販売状況を確かめる。
箱の中を開けて製造年月日もチェックする。
それによって卸す数の調整もする。

綺麗に並べられているか、陳列環境もチェックする。
美味しい状態をキープできない売り方をしていたら商品を引き上げることもあるらしい。

売上が減っても美味しくないものは届けない…
こうして味を守ることで結果的に売上アップになっている、ということだ。

がっちりマンデー!!MC 加藤浩次の感想

〇磨き二割三分


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感想…「目つぶって飲んだらワインて言っちゃうかもしれない」

〇「磨きその先へ」
※精米歩合非公開(2割3部よりも磨いている)

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感想…「日本酒苦手な人いなくなるかもしれない」

だった。

まとめ

へぇ~、どんな味なんだろう?
これからお盆も来るし、ここはちょっと奮発して、親戚のおっちゃんたちと楽しむっていうのもいいなぁ。