タレントのダレノガレ明美が自分の髪をバッサリ切った。
芸能人がインスタやツィッターで、その報告をするのは珍しくない。だが、彼女の場合、その後のコメントが注目された。
もし、私のを見てロングからショートにしたい方、髪の毛の寄付をよろしくお願いします。
「髪の寄付」=ヘアドネーション
私はこの言葉を知らなかった。
「髪の毛を寄付する」ということ
ダレノガレ明美はよくTVで見かける。
きれいな子だなと思ってはいたが、それほど気にはしていなかった。
その彼女が30㌢以上髪を切ったという。そしてその報告ツィッターの中で、フォロワーに「髪の寄付」=ヘアドネーションを「お願い」していたのだ。
普通なら「私のを見てロングからショートにしたい方」と言うと私キレイでしょアピールと思われがちだが、彼女の場合(文句なくショートでもキレイだが)はそういう意味ではなかった…
美人と言う武器は、こういう使い方もあるのか(いい意味で!)と思った。
「髪の寄付」=ヘアドネーションとは
彼女のツィッターの言葉は、こう続く…
私も小さい頃、病気で髪の毛が無くなってしまった時にカツラを買いましたがすごく高く、両親が24回払いで買っていたのを見てました。
よろしくお願いします
彼女は何の病気だったのかわからないが、24回払いというリアルな理由はストレートでわかりやすい。
彼女は、ものをはっきりいうことで知られているらしいが、私はこういう人は嫌いではない。
最後についていたアドレス「https://hairdonation.hero.or.jp/」をクリックすると「髪の毛のご寄付のお願い」と書いているサイトが現れる。
特定非営利活動法人HEROという法人のサイトだ。
病気で髪の毛を失った全国の子どもたちの笑顔を取り戻すことを目的に「ヘアドネーションプロジェクト」の活動を始めました。
と書いてある。ダレノガレ明美は、ここのプロジェクトを応援しているようだ。
子供用のウィッグを作って送るプロジェクト
ヘアドネーションとは
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。 by https://www.jhdac.org/
と、このように「ヘアドネーション」のサイトにいくと、もっと詳しく書いてある。
特定非営利活動法人HEROによれば、小児がんと戦っている子どもたちは、治療による脱毛で周りの目を気にしてしまうという。
安価なウィッグもあるらしいが、ひと目でカツラとわかってしまい、もっと傷つくこともあるという。
だが、人毛でオリジナルのウィッグを買うとなると30万以上するというのだ。
かなりの高額だ。ダレノガレの両親が24回払いしていたというのもよくわかる。
じゃぁ、私も!と思う方は多いと思う。
が、協力するにはそれなりの条件がある。
「髪切りました、で、どこに送ればいいの?」ではないのだ。
【髪の毛を寄付するときの注意点】
⇒https://hairdonation.hero.or.jp/hair/
このページには髪の毛の長さ、髪の毛の状態、送り方など詳しい方法が書いてある。
・31cm以上の長さがあること。
・髪の束は同一人物ごとにまとめること
など、だ。
31㌢以上、という条件をクリアできる人は、そうそういるとは思えないが、それでもこういう言葉やプロジェクトがあると知ってれば、いつかどこかで何か協力できる事はあるだろう。
ダレノガレ明美、見直した!