In-N-Out Burgerのチェーン店を継いだリンジースナイダーさんが35歳になった5月、ほぼ100%の株を相続しアメリカで女性では最も若い「ビリオネア」になったという。
ミリオネアなら聞いたことはあるが「ビリオネア」は始めて聞く。
ビリオネア…世界が違う空気感が漂う言葉だがちょっとだけ調べてみた。
In-N-Out Burgerの女性社長はビリオネア
ミリオネアなら日本語で言えば億万長者のこと。
ビリオネアはどう訳すだろう?
ビリオネアとは
ビリオネアとは、「資産総額10億ドル(約1130億円)以上の人」を指す。
世界長者番付によれば、2017年のビリオネアは2043人いるらしい。
昨年は1810人、1年で233人増えたということになる。
ミリオネアは「1 million(ミリオン) = 1,000,000(100万)」 が語源で「金持ち、富裕層」の代名詞とも言えるが、資産を百万通過単位で所持する人、のことを指している。
同じようにビリオネアは「1 billion(ビリオン、= 1,000,000,000”(10億)」が語源。
ミリオネアを超えた資産家のことで、個人資産10億通貨単位以上所持している人のことだ。
有名なビリオネア
ビリオネアと言っても理屈上、世界の長者番付の上位2043人がビリオネアで、2044番目からミリオネアということになる。
世界最大のビジネス誌「forbes」が出している世界の億万長者のサイトで現在の億万長者を見ることが出来る。
(知っている人は知っているだろうが)上位5名を紹介しておく。
1位 ビル・ゲイツ61歳(コンピュータ:マイクロソフト社)
2位 アマンシオ・オルテガ 81歳(アパレル:ZARA)
3位 ジェフ・ベゾス53歳(Webサービス:Amazon.com)
4位 ウォーレン・バフェット86歳(持株会社:バークシャー・ハサウェイ)
5位 カルロス・スリム・ヘル77歳(通信:テレコム※実業家)
あのフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ33歳は6位だ。※5月27日現在
残念ながら日本人は入っていない。
さしずめビリオネアは「超ミリオネア」「超億万長者」「10億万長者」というところか。
ハンバーガー姫(リンジースナイダー)とは?
アメリカのファストフードと言えば「ハンバーガー」。
中でも「In-N-Out Burger(インアンドアウトバーガー)」という名前のハンバーガーが人気だという。
待たされるのがあたりまえのハンバーガー屋さん
人気の秘密は
・地元産の素材(全て500マイル以内の産地)
・ハンバーグもポテトも注文後調理する(電子レンジや冷凍庫がない)
という「新鮮さが売り」というハンバーガーなのだそうだ。
なので行列は普通、注文後10分は待たされるらしい。
ビリオネア リンジースナイダーとは
そのチェーンを継いだ女性、リンジースナイダーさんは「ハンバーガー姫」と呼ばれているらしい。
30歳の時「インアンドアウトバーガー」の株式の半分を相続。今年5月、35歳の誕生日を迎え残りの半分も取得した。
結果資産(起業価格)が約13億ドル(1450億)となり女性で最も若い「ビリオネア」となりそのことがニュースになっている。
彼女の祖父母が「In-N-Out」の1号店を始めたのは70年前。
祖父が亡くなった後、おじや父親が社長となり、最終的に祖母がなくなった後2010年に社長となる。
あまり表舞台に出ることはなかったが、今年の1月インスタグラムの動画で「4回の結婚」など自身のプライベートを語ったらしい。
現在は世界に324店舗ほどあるという。
俄然「In-N-Out Burger(インアンドアウトバーガー)」が食べたくなってきた。
日本ではプロモーションで短期間出ていたようだが…今のところ無い?
35歳でビリオネア。
プロフィールを見る限り、いいことばかりではなかったようだ。
今後ますます注目されるだろうが、今後は日本にも進出してくれることを願う!