牛乳でも豆乳でもない、第3のミルクをご存知だろうか?
その名は「アーモンドミルク」。
健康意識の高いハリウッドセレブやモデルの間では既に大人気だそうだ。
一体どのような物なのか?
そして、その作り方は…
以外と簡単だぞ。
アーモンドミルクとは?
アーモンドミルクという名称から、アーモンドと牛乳を混ぜたもの?というイメージが沸くかも知れないが、乳成分は全く含まれていない。
原材料はアーモンドと水のみだ。
アーモンドを水に浸しそれを粉砕して濾すだけ。
その出来上がりが牛乳のような白濁した色身となることから、ミルクの名前がついたようだ。
この辺は、豆乳なのに牛乳が含まれていないのと同じようなことか?
アーモンドミルクの効能
アーモンドは言うまでもなくナッツの一種で、その最大の産地はアメリカのカリフォルニア州。日本ではオリーブで有名な小豆島等で栽培されていて、和名は扁桃(ヘントウ)。
この漢字は何となく見たことのある方も多いだろう。
アーモンドには様々な栄養素が含まれている。
その代表的なものがビタミンEで、ゴマの300倍、ピーナッツの3倍の量が含まれている。
ビタミンEには細胞の酸化を抑える抗酸化作用があり、これにより老化のスピードが抑えられる。
また、ガンや生活習慣病の予防効果も期待できるとされている。
その他にも、低カロリーでノンコレステロールのアーモンドには、
・老化の原因物質のAGEsを減少させる。
・鉄分を補給し貧血を予防する。
・食物繊維で便秘を解消する。
・善玉コレステロールを増やす。
・デトックス効果が期待できる。
・ダイエット効果が期待できる。
等々の効果が期待出来る、正に美容健康に最適な食品なのだ。
モデルの間では、おやつの定番として食べられているほどだ。
そのアーモンドに一切の添加物を加えず、水のみを加えてすりつぶしたアーモンドミルク。
効能は推して知るべきだろう。
アーモンドミルクの作り方
市販のアーモンドミルク製品では、江崎グリコの「アーモンド効果」やキッコーマンの「アーモンドリッチ」などが出回っているが、実はアーモンドミルクはいくつかの注意を守れば、家庭でも簡単に作れる。
基本は「アーモンドを水に浸す→それをミキサーで粉砕→濾す」これだけ。
ポイントは、多めの水に、半日以上浸すこと。その後水洗いする。粉砕時の水の量は、好みらしいが、アーモンドの大体2、3倍くらい。それをガーゼや、濾し器で、濾すと出てくる汁が、アーモンドミルクだ。
そのまま飲むのもいいが、料理に加えるのも良いらしい。
そのレシピも、ネットで検索すればかなりの数がヒットするので、興味のある方は自作してみては如何だろう?
数年前に、ハリウッドセレブやモデルの間で人気に火がついたアーモンドミルク。今や日本でも数十億円規模の市場となっている。
今後益々流行りそうなアーモンドミルクを、今のうちに試してみては?