今、時代は空前の猫ブーム。
ネコノミクスとも言われている昨今、
その経済効果は2兆円とも3兆円とも
試算されている。
そして、その勢いは止まらないようだ。
今度は「ねこ宿」の「猫女将」・・・らしい。
ねこ宿の猫女将が人気!
温泉宿といえば、美人の若女将がつきものだが(あくまでも筆者の私見)。
しかし、今話題になっているのは、若女将ならぬ「猫女将」(中には雄もいるらしいが)だという。
「猫女将」と書くと、なんだか怪しげな雰囲気だが「ねこ女将」なら、少しは可愛げな感じにならないかな。
「ねこ女将」とは、旅館等温泉宿の看板ネコのことだ。
ねこ宿 いろいろ
・山形県、天童市の旅館「松伯亭あづま荘」
には、宿泊客をおもてなしし、時にはお部屋に挨拶に伺う事もある評判のねこ女将「まい(雌6歳)」がいる。
・栃木県、那須の「ペンションペーパームーン」
人見知りしない性格で、いつもダイニングルームでお客さんの膝から膝へと大忙しの「マロ(雄2歳)」がいる。
・群馬県、草津町の「中村屋旅館」
「りゅう・虎太郎・大和(ヤマト)」という、雄のネコ女将が、お手をしたり抱っこされたりなでられたりして接客してくれる。
・新潟県、上越市の「美味海食汐彩の湯みかく」
「コメ(雌)」と「ココア(雄)」は兄妹で女将業にいそしんでいる。
お客さんが来ると2匹揃って出迎えてくれる。
時々は、貸し切りの露天風呂にも出没するそうだ。
そして極めつけはここ!
・長野県の渋温泉「金具屋」
「千と千尋の神隠し」のモデルと言われた台湾の九份は有名だが、日本の油屋と言われているのが創業259年を誇るこの老舗宿「金具屋」。
そして「金具屋」に、知る人ぞ知る看板猫がいる。
「よるいち」と「にゃんた」だ。
特に「にゃんた」は、旅館の従業員でさえ滅多に会えない幻の猫だそうだ。
そんな「にゃんた」に出会えると幸運が訪れる!との噂が広がり、宿泊した客はみなこぞって「にゃんた」捜しに奔走するらしい。
たとえ会えなくても、「また探しに来ます」とリピーターが引きも切らないというから、まさに「招き猫」だ。
他にも「ねこ女将」が接客してくれる宿が全国に増えつつある。本来温泉宿とは、日常を忘れて、良いお湯に浸かり、美味しい物を食べ、心身共にリラックスする為に行くところである。
あなたも、そこにもう一つ、ねこ女将で「癒し」という効果を加えてみては如何だろうか?
2017年2月10日 ※修正・加筆