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血糖値スパイクって何?糖尿病より怖すぎる!その理由とは?

健康

「血糖値スパイク」

血糖値と言う名がついているが、糖尿病のことではない。
耳慣れない言葉だが、これはほうっておくと「突然死・がん・認知症」になりかねないそうだ。

糖尿病なら、ある程度、健康診断で分かるが、これは分からないらしい…ゾッとする話だ。

糖尿病である筆者としては、気になる情報だ。
ちょっと調べたのでアウトプットしようと思う。

「血糖値スパイク」とは

NHKの『~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~』という番組を見た。
1時間半の生番組だったが、「血糖値スパイク」の怖さを痛感した番組だった。
「血糖値スパイク」という文言は、どうやらNHKの造語なのか(?)正式名称は「グルコーススパイク」というらしい。

糖尿病は、ちょっと違う

通常、健康な人でも、食事の後には、血糖値は多少上がる。
炭水化物(ご飯)などを身体に取り入れるのだから、当然のことだ。
だが、その上昇率は緩やかで基準値の140以上になることはない

ところが、健康診断では血糖値が正常と出ている人でも、食後、血糖値が一気に140以上に上がって、正常値に下がるという人もいる。

なぜ、一気に血糖値が上がるのか

体の細胞が血液中の栄養を取り込む力が弱くなると、血液中の糖が増加する。
その為インスリンが大量に出て血糖値を下げようとする

この急激な血糖値の変動を、折れ線グラフで見ると…
その(血糖値が急激に上がった)部分が針のように尖っている。
このことから、名付けられたのがスパイク(針)…いわゆる「血糖値スパイク」だ。

痩せていて若い人でも年令に関係なく、約5人に1人が血糖値スパイクの可能性があるらしい。

ちなみに…
血糖値が一定値より高い状態が続く人は「糖尿病」と診断される。

「血糖値スパイク(針)」が健康診断でわからない理由

そもそも会社などで受ける健康診断の血糖値は、空腹時に調べる(空腹時血糖)。
その為、血糖値がいつも高めな糖尿病の人は、この方法で見つかることが多い。

だが、血糖値スパイク患者は空腹時は正常な数値が出るため、意味がない(らしい)。

血糖値が一気に上がっても、痛みは無い。
すべては見えない身体の中で起きていることだから気づかないのだ。

専用の検査は病院で出来る。
面倒だが気になる人は病院でちゃんと調べてもらうことも一つの予防にはなるだろう。

※随時血糖や空腹時血糖でわからないのなら該当する検査は「ブドウ糖負荷試験」だろうか?

検査器は薬局やネットでも購入できる

「自宅で採取、送って調べる」というキットがある。生活習慣病と糖尿病が分かるキットだ。



ちなみに糖尿病になり、インスリン注射を自分で打たなければならなくなると、器具は病院で貸してもらえる(借代金は無料だったかな?)。

「血糖値スパイク」が糖尿病より怖いわけ

糖尿病は、進行すると目が見えなくなったり、腎臓を壊したり、足が壊死になったりする可能性が高くなる病気だ。

だが、健康診断でわかりやすいためすぐ見つかる。
もし糖尿病になってしまっても、入院したりや薬を飲むことである程度、身体を守れる。

一方、
血糖値スパイクは、痛くも痒くもない。
簡単な健康診断でも見つからない。

…そのため知らない間に、身体が段々リスクを抱えていくことに気づかない、という恐ろしい病気なのだ。

「血糖値スパイク(針)」が心筋梗塞を起こす

最新の研究で、この血糖値スパイクによって心筋梗塞などの血管疾患が起こることが分かってきたという。

流れは、こうだ。

1、「血糖値スパイク」を繰り返すと活性酸素」が発生し血管の壁を傷つける
2、血管が傷つくと免疫細胞が壁補修しようと張り付き、血管の内側を狭くする。
3、その結果、血液が通る穴が小さくなっていく。
4、血液が流れにくくなる⇒血液が流れない⇒動脈硬化になる⇒心筋梗塞になる

心筋梗塞(心臓の血管が死んでいく病気)は、心臓の細い血管がこの動脈硬化(血管が詰まる)によって起こるのだ。

まとめ

〇血糖値の基準値
・空腹時血糖…70~109mg/dl
・食後2時間血糖…140mg/dl未満

私は数年前、糖尿病になった。
今は、とりあえず注射も薬も必要ないほど回復している。

なお、気をつけるところを気をつければ、これは治るらしい。
糖尿病は一生治らないが、血糖値スパイクは治るのだ。

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