奈良県天理市の並河健市長が
東京都に出張中、宿泊先のホテルで
派遣型風俗エステを利用していたことが
週刊誌によって明るみに出た。
本人からは
「…合法的なサービスだが、道徳的に適切ではなかった」という反省の弁があったようだ。
このことに関してネット上では賛否両論が出ている。
この市長は38歳らしいから、そういう(派遣型風俗エステを利用したくなる)気持ちになるのはわからないわけではない。せっかく東京にきたのだから羽目も外したくなるだろう。
独身なんだろう?と思ってたら…なんと奥さんと子供も2人いるというではないか。
最初は、私も擁護派だったが、結婚しているとなれば、やはりあまり褒められたものではないな…。
記者会見で…
本人は記者会見で、週刊誌の内容は概ね認めた上で
「このたびは、私のプライベートにおけます軽率な行動、不徳の致すところによりまして、お騒がせし、誠に申し訳ありません」と謝罪したらしい。
また、公務は誠実に行った。合法的なサービスだが、道徳的に適切ではなかった、とも話したという。
・過去2回東京出張中に利用
・本番はなし
・自費で支払い
擁護する意見
「自費だし、合法的なサービスだし、いいんじゃね?」というのが(たぶん本人を含む)おおかたの擁護的な意見らしい。
「市長は、そういうサービス使っちゃいけないなんて法律は、ない。」
「仕事はちゃんとしてるし、プライベートなんだから、こんなに騒ぐこと無いんじゃないの」と言う感じだ。
一方では
「公人としての自覚をもって行動して欲しい」
「ホテル代は公費だろ?」
「奥さん、子供がかわいそう」
確かに違法ではないのかもしれないが、公人としてはどうなの?というモラル的な部分での違和感があるようだ。
週刊誌には、その相手となった女性に話を聞き、交渉した金額まで書いているらしいが本人は、その内容は否定している。
個人的な感想を言わせてもらえば…
市長になって4年目、ということは34歳の時から市長をやっているわけだ。
社会経験もどれほどかわからないが、ずいぶん若い市長が選ばれたものだ。
古い考え方かもしれないが、私がこの市の有権者だったら、最低限奥さんや子供を大切にしているイメージがなければ、市政を任せようという気持ちにはなれない。
おりしも、これから市長選挙を控えているという。
今回の週刊誌の発表が、この選挙に絡んでマイナスイメージを与えるのが目的と考えられないこともない。が、そうだったとしても、やはりこういう人が市長というのは少々心もとない。
「道徳的に不適切なことであり、市民や職員、家族の信頼を傷つけたと深く反省している」と言っていたらしいが、それは、形だけに聞こえる。
女性を2度も呼び「合法的サービス」と言っておきながら「道徳的に不適切、反省している」と言われても、にわかには信じがたい。そもそもなぜ「道徳的」と取って付けるのかも気に入らない。
裏を返せば、こうならなければ(週刊誌が暴露しなければ)不道徳の意識はなかったということだ。俺は悪い事してないぞ!と、今でももしかしたら言いたいのではないか?
結局「若いよな~、この市長で大丈夫なのか?」と言いたくなる。
ま、少なくとも今度の選挙女性票は、かなり減るだろうな。