くら寿司が「糖質オフシリーズ」
というメニューを展開するらしい。
・シャリの代わりに酢漬け大根
・シャリの量を半分にする
・ラーメンの麺抜き
など、全国の店舗で8月31日から販売する。
シャリ残し?ならメニュー作る!ということか…
一時期、回転寿司屋などで「ネタがないシャリだけが残った皿」の写真が話題になったことがある。上の乗ったネタしか食べずシャリはそのまま…。そのおもな理由は「糖質制限」や「ダイエット」だという。
「皿の上にそのままシャリが残っている状態も、少しずつ昔と比べたら増えてきた」(※くらコーポレーション 副社長談)
くら寿司の客も例外ではなかったらしい。
ネット上では「だったら寿司屋行くなよ!」というツッコミが入るが「こっちがお金払っているんだから食べようが残そうが、こっちの勝手だろ!」と言う声が返ってくる。
こんなやり取りを聞く寿司屋も嫌だろうな、と思いきや、やはり「くら寿司」は前向きだ。
以前、記事にしたが、すし飯にカレーをのせる「すし屋のシャリカレー」など、面白いメニューで話題になったのは記憶に新しい。ユニークな回転寿司屋だ。
今度は、「糖質オフメニュー」を加えるらしい。
業界初!糖質オフ商品の販売開始!
くら寿司が業界初、と言われる糖質オフ商品の販売を31日から始める。
糖質オフシリーズは大きくわけて3種類だ。
その1 「シャリが酢漬け大根」
シャリの代わりに酢漬け大根にすることで糖質最大88%減と言うから驚きだ。
シャリの代わりに刺し身と相性のいい大根を5ミリの厚さに千切りし、柚子胡椒などを加えた合わせ酢(砂糖、塩、醤油)で味付けしている。
この5ミリは、ネタを邪魔せず食感も楽しめる、という厚さらしい。酢大根の上にネタ、下にはサンチェが敷かれているというから、なおヘルシーだ。
酢漬け大根を使ったメニューは
「ビントロ寿司」
「エビ寿司」
「マグロ手巻き」
「エビマヨ手巻き」
の4種類だ。
その2 「シャリプチ」
シャリ(酢飯)の量を半分にして提供。
糖質は最大47%減るそうだ。
メニューは2種類
「とろサーモン」
「びんちょう赤身」
その3「ラーメンの麺抜き」
麺の代わりにもやし、人参など蒸し野菜を使用した「7種の魚介らーめん麺抜き」税込み399円。
味は
「醤油」
「豚骨醤油」
「濃厚味噌」
「胡麻香る担々麺」
の4種類。
シャリが大根、というのは「寿司といえるのか?」と言うツッコミコメントも見られるが、この考え方は悪くないと思う。ただ、メニューが4種類なので、どちらかと言うとサラダ感覚で注文してみたい気もする。
シャリ残し問題には「最初からシャリ半分メニューを作れば?」というのも、実は以前から声としてあがっていた。実際「シャリ半分と注文していただければ、出しますよ」という回転寿司屋もある。
今回くら寿司が「とろサーモン」と「びんちょう赤身」2種類にしたのは、どういう意味があるのだろう?
個人的には、あの注文タブレットにシャリ半分の項目を追加すれば、済むことと思っていたが…そう簡単なことではないのだろうな。
ラーメンは「贅沢な野菜スープ」という感じかな。
何れにしても、私は回転寿司屋に行くのは「寿司」を食べたいから。シャリを残す気は毛頭ないし、ラーメンはラーメン屋で食べたい派だ。