「ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食器洗い機」この3つに共通するキーワードがお分かりだろうか?答えは「新・三種の神器」。
大手家電量販店によると、今人気の家電製品は生活にゆとりをもたらしてくれる「時短家電」が主流で、掃除、洗濯、洗い物を全自動でこなしてくれるこれらが「新・三種の神器」と呼ばれているそうだ。
新・三種の神器とは
ロボット掃除機はルンバ
人気はやはり、米アイロボット社のルンバ。
以前は高級機種のみに搭載されていた、スマホによる遠隔操作機能を、5万円台の下位機種にも広げ、好評だ。
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また掃除機だけではなく、水拭きが出来る床拭きロボットも最近の売れ筋だ。
⇒ロボット掃除機 床拭き 自動拭き掃除 水拭き・乾拭き両対応 アプリ操作
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国産でも日立、パナソニック、シャープなどがロボット掃除機を発売しているが、ルンバの独断場の感は否めない。
全自動洗濯乾燥機はドラム式
大きく分けてタテ式とドラム式の2種類があるが、人気はドラム式。
15万円前後の価格帯が売れ筋な一方、より時短効果が期待出来る20万円以上の高級機種も人気がある。
⇒ドラム式洗濯乾燥機 235,000円
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今や食器洗浄機は備え付け
システムキッチンなどでは、最初から備え付のタイプが多い。
後付けタイプではパナソニック製が売れ筋。
オーストリアやノルウェーで、食洗機の普及率が80%を越えているのに対し、日本の普及率は20%後半。
「食洗機後進国」とさえ呼ばれていた日本だが、やっとその便利さに気付いたか?
三種の神器もいろいろ…
1950年代三種の神器は…
経済白書で「もはや戦後ではない」と明記された1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が三種の神器と呼ばれた。
公務員の初任給が1万円位の時代、白黒テレビの価格は6万5千円程。
今の価値だと120万円位になる。
また洗濯機は3万円、冷蔵庫は6万円程だったので、三種の神器は庶民にはまだまだ高嶺の花だったようだ。
1960年代新・三種の神器(3C)と呼ばれたのは…
1960年代半ばは、いざなぎ景気と呼ばれる。
この時代の新・三種の神器は、カラーテレビ・クーラー・自動車で、いずれも頭文字がCで始まることから「3C」と呼ばれた。
デジタル三種の神器もある
2000年代に急速に普及したデジタル家電で、デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビを称して「デジタル三種の神器」と呼んだ。
時代と共に様々に変化している「三種の神器」。
しかし何れも、人々の暮らしを豊かに、便利にしてくれるものという共通項は変わらない。
今後はどんな三種の神器が出てくるのだろう?
きっと想像もつかないから「三種の神器」なんだろうな。