もう橋本市議には利用されるのはやめたいー。
橋本市議から印刷の受注を受けたとされる印刷業者は、先日、橋本氏に頼まれ嘘の領収書を発行したことを代理人を通じて公表していた。
さらに、この業者は、橋本氏から口裏合わせの想定問答のメールも受け取っていた。「もう橋本市議には利用されるのはやめたい」として今回の公表となったようだ。
架空発注疑惑の神戸市議の橋本健氏。
記者会見で、この疑惑は否定したものの、翌日、印刷業者が彼に頼まれて、嘘の領収書を発行したことを暴露した。さらに実は橋本市議から「口裏合わせの想定問答」のメールも受け取っていたことも明らかになった。
想定問答のメール
この問題の流れをまとめてみると…
22日 記者会見の前日…橋本氏から電話
「想定問答を作るので、その通りに答えているだけでいい」と強く説得された。
23日 記者会見当日の朝、業者に橋本氏から想定問答のメールが届く
橋本氏は、記者会見で架空発注を否定
24日 業者側が橋本氏の発言を否定するコメントを発表
25日 橋本氏「いまいちど精査する時間をいただきたい」とコメント
26日 業者側が橋本氏から「口裏合わせのメールがあった」ことを公表する
橋本市議が記者会見で「架空発注疑惑」を強く否定したのは、口裏あわせができていると思ったからだろう。彼にしてみれば、この時なんとか凌いだ、つもりだったかもしれない。
ところが、翌日、業者が彼に頼まれて嘘の領収書を出した、と暴露した。
一時は行方不明説も流れた橋本氏だったが、あわてて「精査する時間が欲しい」と言うしかなかったのだろう。
とまた、そこへダメ押しの「口裏合わせ」メールがあったことも発覚してしまった…。
そう言えば、不倫報道の時も記者会見前日、妻の実家に行って「離婚届に判を押すよう要求した」という噂もある。
これらが本当のことなら、この市議、根性、腐ってるな。
…にしても、すぐバレる根回し、下手過ぎだろ。
橋本氏から印刷業社に送られた口裏合わせメールの内容…
・印刷は本当に受注されてますか?
「はい」・外注先は?
「〇〇社です」・〇〇社とはどのような関係で?
「橋本くんがここでやってくれと」・〇〇さんと会ったことはありますか?
「実際はデータを作るのが僕の仕事で、〇〇さんとのやりとりは橋本くんがやっていました」
・どのくらいの受注ですか?
「みてみないと分かりませんが、年に1~3回かと」
・ポスティングは?
「うちはやっていません」
・お金は?
「橋本くんが現金をもってきていました」
・納品は?
「〇〇社が橋本くんにしていたと思います」
・〇〇社への支払いは?
「橋本くんがやっていました」
・〇〇社からの領収証は?
「探せばあると思いますが…」
・どのくらいの報酬でしたか
「一回で10万円くらいかと」
・〇〇さんと橋本さんのご関係はご存じでしたか?
「橋本さんが印刷はここを使ってくれと」
・なにか外注を証明するものはありますか
「探さないとわかりません」
・どうして注文がなくなったんですか
「仕事を法人にしか依頼できなくなったというふうにききました」
・なにかおかしいとはおもいませんでしたか?
「とくになにも考えずに、受注して下請けを橋本くんの指定されたところに出したという感じです」「正直もう3年くらい前の話なので正確にはわかりません」
・見積書と領収書の日付が前後している資料があるのですが…
「そんなことはないかと思いますが」 ※デイリースポーツ参照・抜粋
と、以外と事細かな想定問答集だ。このメール画面の写真も出ている。
これは、橋本氏にとっては口裏を合わせていなければならないという危機感があったことの裏付けとも言える。
週刊誌やTVなどから聞かれた時の問答のためのものだろう。印刷業者は素人だ。だんだん事が重大になっていき、怖くなり、弁護士を頼って、正直に話すことを決めたのだろう。
さぁ、橋本氏は崖っぷち状態。
今井絵理子参議院議員との不倫疑惑でも最初は、否定していた。その後、記者会見で「あれは嘘でした」とそのことを認めたが、今回は、そう簡単には済まされそうにない。詐欺罪の恐れもあるからだ。
明日は何が出てくるかな?