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ドライブスルー葬儀場が登場! 葬儀の簡素化の切り札は受け入れられるのか?

生活

長野県上田市に、今年オープン予定のユニークな葬儀場。
なんと、車から降りずにドライブスルーで葬儀に参列できるというのだ。

いったいどういうこと?

ドライブスルー葬儀場

以前このブログで「お坊さん便」の記事を書いたことがある。葬儀や法事の際の読経や戒名の授与まで行ってくれるお坊さんのサービスで、Amazonでも取り扱っており「時代はここまで来た!」というサブタイトルで紹介した。

しかし時代は更に先に行ってしまったようだ。

今度は、「ドライブスルー葬儀」が登場だ。
今年、長野県上田市にオープン予定の葬儀場「上田南愛昇殿」は、車から降りずにドライブスルー方式で葬儀に参列し、焼香まで出来るという。

わかりやすいシステム

車で葬儀に来られた方は、
・専用レーンを進む。
・受付台に備付のタブレットで名前・住所を入力する。
・香典を渡す。

その後、自動焼香システムで焼香を行って頂くというもの。
この間、車から降りる必要は一切ない。
まさにドライブスルー葬儀だ。

勿論、通常の葬儀会場も用意されており、喪主や参列者のいる会場内では、ドライブスルーで式に参列する方の様子を、モニターで確認出来るようになっている。

ドライブスルー利用者側は、見られている感覚はない(知らない?)ので、個人的には微妙だ。

時代が求めたものは?

何故、ドライブスルー葬儀場なのか?
そこには時代の流れが大きく関係しているようだ。
この「ドライブスルー葬儀場」の運営会社は、次のように語る。

日本は今後、少子高齢化が益々進み、葬儀に参列する方々も高齢化してくる。
身体の不自由な方も増えるだろう。
そのような方々が葬儀に参列する為、受付や焼香の列に並んだり、長時間葬儀会場にいるのには、想像以上に大変な労力を要する。

場合によっては、人様の世話にならなければならず、そんな遠慮もあって葬儀に行き難いという声が現実にある。
しかし、車に乗ったままで葬儀に参列し、故人にお別れを告げられたらどんなに楽だろう。
一人でも多くの方に参列頂くことが何より重要と考えている。

まずは長野県で試験的にオープンする「ドライブスルー葬儀場」だが、「時代」に受け入れられて全国に広がるのか?

気になるところではある。