故スティーブ・ジョブズ氏といえば、言わずと知れた米アップルの共同創業者。
そして、トレードマークの黒のハイネックシャツにジーンズ、スニーカーというスタイルで新製のプレゼンをしている姿を思い浮かべる方は多いだろう。
その、ジョブズ氏が愛した「制服」が復活するらしい。
ジョブズ氏の制服
新製品の発表会などでのジョブズ氏のお決まりのスタイルは…
トップスが「黒のハイネックシャツ」
ボトムは「リーバイス501」
シューズは「ニューバランス991」
というものだった。
いうなれば、ジョブズ氏の「制服」だ。
中でも黒のハイネックシャツは、世界的デザイナー「三宅一生」氏のデザインによるもので、2011年にジョブズ氏が逝去したのを機に、生産が中止されていた。
しかし、今月「イッセイミヤケ」ブランドから発売される黒の長袖ハイネックシャツ「セミダルT」は、ジョブズのタートルネックを彷彿とさせるモデルだという。
三宅氏の弟子の高橋悠介氏のデザインによるこの作品は、元祖ジョブズモデルより若干シルエットが細めで肩線が高めのデザインだが、限りなく元祖モデルに近い仕上がりのようだ。
正にジョブズ氏が愛した「制服」の復活だ。
ジョブズ、制服へのこだわり
ジョブズ氏は1980年代に、日本のソニーの工場を訪問した際に、従業員が「イッセイミヤケ」デザインのジャケットを着ているのを見て、制服こそ会社と従業員をつなぐものと直感した。
早速アップル社でも取り入れようとしたのだが、そこは自由の国アメリカ。
結局アップル社で制服が取り入れられることは無かったのだが、ならばと自分自身の制服として、ご存知の黒のタートルネックシャツを「イッセイミヤケ」にオーダーしたのだ。
勿論、ジョブズ仕様は細部にわたって同氏のこだわりが反映されており、少しの妥協も許さないスペシャルオーダーメイド品だったという。
最初のオーダー数は50枚とも100枚とも言われており、無償で提供されたという逸話も残っている。
制服がもたらす効果とは?
「制服」ということは、言うまでも無く毎日同じ服を着ることである。
ミニマリストとして有名な「ジョシュア・ベッカー」氏によると、毎日同じ服を着る事により、次のような利点があるという。
・決断という疲れを減らせる
いつも着る服を決めておく事で、意思決定の為のエネルギーを温存しておける可能性が高まる。
・似合う物がわかる
何を着ていれば自分に自信が持て、快適でいられるかが分かるようになる。
・ワードローブを最小限に抑えられる
自分にとって、本当に大切な服が選べる。服を選ぶときに悩む事がなくなった。
・時間の余裕が出来る
同じ服を着ることによって、洗濯ものが大幅に減る。必然的に、洗濯に充てていた時間を他に有効利用出来る 様になった。
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彼が良く履いていたシューズはNBの991(992も履いていたらしい)。
色はグレーが多かったそうだ。
991は見当たらないが992は楽天にあった。
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ステーブ・ジョブズ氏も実践していた「制服」(制服と呼ぶには余りにもお洒落でカッコいいスタイルだが)。
ちょっと真似したくなってきたぞ!