東京都の立川市の路上に設置された
カーブミラーを割った容疑で5月6日
「住所不定」「無職」の47歳の男が
逮捕された。
だが、男は黙秘しているという。
実は2月以降からこれまで、立川市や国分寺、武蔵村山市などで、計70枚以上(80枚という話も出ている)のミラーが割られる被害が出ていたらしい。
逮捕の決め手は、防犯カメラだった
東京都立川市の路上にあるカーブミラーを割ったとして逮捕されたのは、住所不定、無職の河野剛容疑者、47歳。
3月23日午前1時ごろ、立川市の路上で、設置されているカーブミラーによじ登り、鏡をバールで叩き割った「器物破損容疑」だ。
逮捕の決め手は、現場近くの防犯カメラ。
河野容疑者がミラーをこわす様子が映っていたという。
河野容疑者も映っていたのは「私です」と認めたらしい。
実は、河野容疑者は、この「器物破損容疑」の前に、正当な理由無く工具のドライバーを所持「特殊開錠用具所持禁止法(ピッキング防止法)違反」の疑いで現行犯逮捕されていたそうだ。
「カーブミラーの容疑者」だったが、その前に別件で逮捕されていた、ということになるのだろう。
ピッキング違反ということは、空き巣かなんかの疑い、というところか。
2月から近隣で同様の事件が多発していた
立川市とその近隣では2月から、鏡の部分が割られたカーブミラーが相次いで発見されていたらしい。
立川市では4月25日までに41枚
・2月27日 2枚
・3月中にで29枚
・4月に新たに10枚
これらは幸町、砂川町、栄町に集中していた。
・割られていたのは全て角型。
・住宅街に設置されたもの。
何れも棒を使って一撃で中心部を割られていたらしい。
ミラーは1枚5万円程度。
カーブに設置されたミラーなら、割られたからと言って放っては、おけないだろう。
割られたミラーは全て市が新しいものに取り替えているそうだ。
41枚なら…205万、結構な出費だ。
実は、国分寺市(17枚)、東村山市(18枚)など立川市に隣接する市でも同じような被害が出ていた。
割られていたのは5月1日までに両市で合計35枚。
コチラも角型のミラーばかりだそうだ。
このようなことから同一犯の疑いが出ていたらしい。
もし全て河野剛容疑者の仕業なら、解決だが…
それにしても、なぜカーブミラーばかり壊していたのだろう?
そっちの理由のほうが断然気になる…