「マンホールカード」が今、熱いらしい。
第1弾が発行されたのは平成28年4月だったのだがすごい人気で、今年4月には早くも第4弾が発行されたらしい。
発行している都市は、わずか1年でなんと5倍強に膨れ上がった!
この人気の理由を深掘り!
マンホールカードの第1弾は、平成28年4月1日に配布されたが、その時は全国28自治体だった。
それが平成29年4月3日には第4弾が配布され、その数は全国145自治体、170種類、累計発行枚数は60万枚に達する。
1年でなんと5倍強になったのだ!
マンホールカードが人気の理由
マンホールカードの人気の秘密は、地域性豊かでオリジナリティーに溢れたカラフルなデザイン。
そして、現地でしか手に入らないという希少性に尽きるようだ。
カードの中には、ネット・オークションで2万円の高値がついたものもあるとのこと。
ちなみに、カードを集めている愛好家を称して「マンホーラー」というそうだ。
なんか響が可愛い。
佐賀のムツゴロウのマンホールカードは2万5千円!
例のごとくAmazonで探してみた。
すると、2万5千円の値がついているものがあった。
それは、有明のムツゴロウが描かれているマンホールカード「佐賀県佐賀市で発行したカード」だ。
なぜこの値段なのか、わからないが、もともとタダのもの。
売れたら確かに大儲けだ。
熱くなるわけだ。
観光客を見込む自治体
マンホールカードが欲しければ、それを発行している自治体に行かなければならない。
そしてカードだけを手に入れて帰る人はいないだろうから、必然的に観光もすることになる。
中にはカードになっているマンホールの実物を探す人もいるだろう(その為、カードの裏面には所在地の緯度・経度が記されている)。
つまり、マンホールカード目当ての観光客が見込めるということなのだ。
マンホールカードの発行で観光客の集客が見込めるとなれば、参画する自治体が右肩上がりになるのも納得出来るだろう。
(マンホールカードの全種類が見たければ以下のサイトへ→http://www.gk-p.jp/mhcard.html)
今年1月、埼玉県川越市で「マンホールサミット埼玉2017」が開かれ、「マンホーラー」達が大勢集い大盛況だったようだ。
コレクション好きの日本の民族性を巧く突いた「マンホールカード」は、町おこしの新しい形となるかもしれない。
今後は要注目だ!