バイトも就職先も吉野屋に決めておけば、大学の奨学金がただになる！
今の世の中、奨学金制度を利用して大学に行っている若者が多くなっているらしい。
しかも大学を卒業してもなかなか思うような就職先が見つからず、奨学金返済に苦しんでいる人も多いそうだ
そんな中、牛丼チェーン店の吉野屋は「吉野屋で働く大学生に『奨学金制度導入』する」という。
吉野家の奨学金制度とは
・将来、吉野家に入社すること
・大学在学中に週3時間以上吉野家で働くこと
吉野家はこれを条件に大学の入学金や学費を全額貸してくれるというのだ。
さらに、入社後4年間勤務すれば、返済は免除されるという。
もし吉野屋以外の同業他社に就職した場合は、半額免除されるそうだ。
もちろん、
・バイトを辞める
・就職後、4年続かない
…その場合は、全額返金なのだそうだ。
賛否両論あり
大学に入る前から、就職先も決まっているということは、あの就活の苦しみを味わうことがない、ということ。
大学に行きたいが費用がない、やりたいことがない、進む先の事を考えていない人にとっては、かなり有り難い話だ。
条件の内容もさほどキツさを感じない。
吉野屋の牛丼好きだし…いいかも！と思う人がいる一方で…
全額免除には、4年縛りという条件がある。
万が一店の従業員と合わなかったり、何か理不尽な問題があっても簡単にはやめれない。
3年10ヶ月努めて、11ヶ月めにもうダメ、と辞めたら…全額返済なのだ。
バイト先も吉野屋で週3時間以上、これもきつくはないが、もっと別の仕事をしてみたくなったり、友達とも遊びたい年頃でもある。
本当に、この条件をクリア出来るか、どうか微妙な気もする。
奨学金制度がある企業
他にも、形や金額は多少違っているが「奨学金制度」を取り入れている企業も幾つかある
⇒コープさっぽろ大学生育英奨学金制度（札幌）
https://www.sapporo.coop/corporate/effort/scholarship/
⇒ノバレーゼ（東京）
http://www.novarese.co.jp/news/wp/wp-content/uploads/2015/12/120807.pdf
⇒奨学金返済支援制度 クロスキャット（東京）
http://www.xcat.co.jp/recruit/shogakukin.html
今、奨学金の滞納が増えているらしい
大学に行きたいがお金がない。
そういう人が利用するのが奨学金制度だ。
たとえば、国立大学・4年制で216万借りると…
返済は月1万2千円857円で168回（14年払い）※日本学生支援機構の例
もちろん大学を卒業すれば、こうして返済していかなくてはいけない。
ところが大学を卒業しても、なかなか就職先が決まらないと返済もできない。
最近は奨学金の滞納者が増えていて自己破産のケースもあるそうだ。
もっとも返済する気のない人もいて、かなり問題になっているらしい。
まとめ
たまたま入ったバイト先の人がいい人ばかりで、いい会社だった。
将来ここに就職できたらな、と思うことはよくある話だ。
それが、吉野屋なら、言うことはないだろう。