東京都立川市の7つの小学校で2月17日以降、1098人がノロウィルスによる集団食中毒になっていた。
その原因はなんと、16日に出された親子丼に乗ってた「刻み海苔」と判明した。
仕入先に保管してあった賞味期限が同じ刻み海苔からノロウィルスが検出された、ということだ。
この海苔を販売した東海屋では「キザミのり」以外の商品(モミのりなど)が、小売りされている(業務用ばかりではない)能性がある、として注意と回収を呼びかけている。
和歌山市の食中毒も同じ会社の同じキザミのりだった
先月、和歌山御坊市でも、給食を食べた800人以上がノロウィルスの食中毒になっていた。
そこでも「磯あえ」に東海屋のキザミのりを使っていたことも判明した。
東海屋とは
業務用海苔の専門メーカーで主に回転寿司、スーパー、コンビニ、学校給食、旅館などに納品しているらしい。
取り扱っている海苔自体は、国産のもの、ということだ。
東海屋HPによると…
東海屋はHPで今回のことについて、お詫びの文章を出している。
今回の問題のきざみ海苔については…
・商品名:「キザミのり2みり青」
・加熱処理後、一部製造委託している「いそ小判海苔本舗」で裁断と梱包作業を行っている。
その過程に置いて作業員を介し混入したものと考えている、ようだ。
はっきり「いそ小判海苔本舗」の作業員が原因と分かったのかどうかはちょっと疑問になる内容ではあるが、自主回収は始めたようだ。
『自主回収対象商品』
※いそ小判海苔本舗に製造委託した商品
※賞味期限 2017年12月1日~2018年2月5日のすべての商品
(ノロウィルス汚染の可能性が否定出来ないため)
・キザミのり2ミリ青
・キザミのり2ミリ
・もみのり
・もみのり青
・もみのり徳用
※すべて100g袋
もみのりは、小売販売の可能性もあるので、要注意!
「もみのり」
「もみのり青」
「もみのり徳用」
(※キザミのり意外の商品)は、小売り販売を行っている可能性あるらしい。
手元にある場合は、連絡して着払いで送れば、返金対応してくれるそうだ。
正直言って「のりにノロウィルスが付いていた」というのには、ちょっとビックリだ。
しかも親子丼に乗っている海苔なんてちょっとだ…それでノロウィルスの食中毒になるなんて…
恐るべし、ノロウィルス!
夏場以外、もみノリは使わない我が家は、とりあえず安心だが…