1月場所で稀勢の里が優勝し、1998年以来19年振りに日本人横綱が誕生した。
そして稀勢の里が横綱になって初めての3月場所が、3月12日から始まる。
スー女(相撲ファンの女子)も増え、今年は若貴以来の相撲ブームとなりそうだ。
今日は、知っていると相撲が10倍楽しくなる情報を紹介する。
御存知の通り、大相撲は日本の国技。
誰しもテレビでは見た事があると思うが、実際の大相撲(地方巡業も含め)を見た方は少ないと思う。
自分もあの迫力ある取り組みを一度は実物で見てみたいものだ。
今回の3月場所はエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われる。
そこで、席の種類と購入方法を調べてみた。
大相撲観覧席は3種類
観覧席は大きく3種類に分かれている。
『溜席(砂かぶり)』
審判員のすぐ後ろなどの座布団席。
料金は一人14,800円。
しかし、最も土俵に近い300席ほどは「維持員席」と呼ばれ、後援会や130万円(東京地区は390万円)以上の寄付をした個人や法人の為の席で、一般の方は購入できない。
購入できるのは維持員席の後方席となる。
『枡席(1人用・2人用・4人用)』
一人9,500円から11,700円。
枡席は土俵に近い方からA・B・C席・ペアシートとなる。
『椅子席』
SS・S・A・B・C・Dがあり、全席指定で3,100円から9,800円。
他に2,100円の当日のみ販売の自由席がある。
チケットの購入方法は…
・大相撲公式インターネット販売
・大相撲予約専用ダイヤルでの電話申し込み
・エディオンアリーナ大阪での直接販売
の他、コンビニやプレイガイドで購入できる。
詳しくは日本相撲協会公式販→h売サイト「チケット大相撲」へ
ttp://sumo.pia.jp/sumo03.jsp#method
大相撲を10倍楽しく見るトリビア
・知る人ぞ知る、国技館の名物は焼き鳥!
国技館の地下は日本最大級の焼き鳥工場なのだ。
一場所で85万本以上売り上げるというから、正に日本最大級だ。
それがまた美味しいらしい。
今では国技館だけでなく、上野駅や東京駅でも買える。
ちなみに、相撲界で鶏は縁起の良い生き物。
「2本足で立ち、手をつかない=土がつかない」からだそうだ。
そういえば、ちゃんこ鍋の肉も鶏やつくねだ。
・お酒にもゲン担ぎが?
サントリーオールドの黒くて丸いボトルは黒星を、またキリンビールの麒麟の絵は土俵に手をつく姿を連想させるから飲まないとか。
そして、サッポロビールはあの大きな星印が白星を連想させるので好まれるとか(諸説あり)。
ゲンを担ぐ力士は思いの他、多いらしい。
・「相撲時間」が存在する?
沖縄時間が存在するというのは有名な話だが、相撲界にも「相撲時間」というものが存在する。
これは沖縄時間とは真逆のものだ。
例えば、
昼の12時から会見があるとすると、マスコミ各社は遅くとも15~20分前には集合しなければならない。
そして、会見は11時50分過ぎには始まってしまう。
つまり、約束の時間オンタイムでは、間違いなく遅刻となるのだ。
力士同士の会合ではもっと極端で、開始予定時刻には全て終わってしまっているということもあるらしい。
力士はせっかちなのか時間に厳しいのか・・・
・足裏のひび割れはアロンアルフアで治す
もともと医療用として開発されたアロンアルフア。
当然と言えば当然か。
ちなみに、アロンアルフ「ア」の語尾のアは小文字ではなく大文字が正しいのだそうです。
・番付の東と西、どっちが上?
同じ階級なら東が上位です。
ちなみに、横綱はいなくてもかまいませんが、大関・関脇・小結の三役は必ず一人以上いる決まりになっています。
3月場所は久しぶりの日本人横綱・稀勢の里に大いに期待しようではありませんか。