ロト7のキャリーオーバーの最高額が8億円から10億円になった。
もちろん、それを受けて柳葉と妻夫木の対決シリーズの新しいCMが公開されている。
今回のCMは『話はかわる』篇。
キャリーオーバー発生時用と2本放送されている。
副社長だった柳葉が仕事の失敗で辞任を迫られる。
そして、妻夫木は副社長になるのだが…
こうくるか、と笑わずにはいられない。
最高だ!
ロト7のCMは面白い!
柳葉と妻夫木の対決シリーズはもう何回めのCMなのだろう。
…なんと!今回の2つを入れて18話めだ。
最初は、部長の柳葉、部下の妻夫木という関係。
そこから「ロト7」を巡って、お互いの確執が始まっていくというストーリーが展開されている。
出て来る俳優は、ほとんど実名。
CMのたった30秒という時間の中で、少しの言葉や表情で、彼等の関係や思惑をこれほど想像させるCMは他に無いと思う。
そして今回のCMで、妻夫木は、なんと!嫌いなはずの柳葉と同じ言葉を口にしたのだ!
これは、ヤバイぞ!
柳葉と妻夫木の対決シリーズの新しいCM
一つ目(17話)は会社の会議中。
副社長の柳葉が勧めた合併話が失敗した。
妻夫木が「進退をかけると言ったはずだ」と言うと柳葉は「記憶に無いな」とかわす。
妻夫木「潔く副社長を辞任してもらいたい」と言うと
柳葉は「万が一、ロト7が10億にでもなったら辞任でも何でもいたしましょう」と答える。
そこに一人の男が入ってきて妻夫木のもとにメモを渡す。
妻夫木はその紙を見せながら「ロト7は10億になりました」と言う。
その結果、柳葉は、会社を去り、妻夫木は副社長になる…
2つ目は(18話)こっちはキャリーオーバー時に流れるCM。
副社長となった妻夫木。
偉くなって、いやらしい感じがプンプンだ。
同僚の新井と車に乗っている。
ロト7の最高額が10億になった話をしている。
「何処かに当たるやつがいるだろう」という新井。
それに対し「興味ないね」という妻夫木。
「厭だね~権力を手にしちゃった人間は」と新井に言われる.
すると妻夫木は「なぁ、新井、お前の夢は金で買えるのか?」と言う。
新井は「お前だけには言われたくない」と車のTVのスィッチを入れる。
するとそこ写ったのは、ロト7で10億を手に入れたらしい柳葉が家の前でレポーターにインタビューをうけている画面だった。
驚く妻夫木…。
このCMのメイキングで妻夫木は、こう言っている。
「最近ボク、もういい役じゃない、気がしてきた。なんか正義なことやっているように見えて…なんか柳葉さんとあまり変わらない気がしてきた。」
顔は見えないが、柳葉(たぶん)が、かなり笑っている声が聞こえていた…。
確かに!
第1回のCMはこうだった!
皆さんは最初のCMを覚えているだろうか?
第1回のCMのあらすじは、こうだ。
部長の柳葉が部下の妻夫木と車の中で会話
妻夫木がロト7を知っているか訪ねる。
「知らない」「興味ない」と答える柳葉
「ロト7の1等が4億円、キャリーオーバーが最高8億円だ」というと
「なぁ、お前の夢は金で買えるのか?」と逆に妻夫木に聞いた。
場面が変わり…
妻夫木は、先程の柳葉の言葉を思い出し
「かっこいい!ヤバイ、涙出そう」と感動しながら街中を歩いていたら…
柳葉が宝くじ売り場にいるのを見かける。
「部長?」と妻夫木。
鉛筆の芯が折れ、振り返り「みられたか(?)」という表情の柳葉。
まさか?という顔をする妻夫木…
ロト7に興味ないといい、お前の夢は金で買えるのか?と聞く、カッコイイと思っていた部長が、ロト7売り場に並んでいた…というエピソードだ。
ここから、妻夫木と柳葉のストーリーが続いていく…
その後、柳葉が妻夫木に仕事の失敗を擦り付けたり、外資系と合併して副社長になったり、という展開になっていく。
そして、事あるごとに妻夫木とぶつかる…
そして、今回は、柳葉が会社を辞任し、妻夫木が副社長になるのだが…
柳葉が10億をあてたら次はどんな展開になるのだろう。
想像もつかない。
これで、ロト7の売上はまた上がるのだろうな…。