1月に入って、わら人形を使った嫌がらせ?と思われる事件が2つ発生した。
1月6日 非常勤講師が交際を断られた腹いせに女性の家の敷地内に、わら人形を置いた事件。
1月25日 無職の男が好意を寄せていた女性の職場の駐車場にわら人形を置いた事件。
いずれも、特定の相手に対する恋愛感情やその恋愛感情が満たされなかったことに対する怨恨が理由のようだ。
こういう場合の逮捕容疑は一体何なのか、気になったので調べてみた。
わら人形で嫌がらせ?
第1の事件 わら人形を女性の自宅に置く
名古屋の非常勤講師、尾形淳弥(32歳)容疑者、が女性の家の敷地内に、女性の写真を貼って針の刺さったわら人形(のようなもの)を置いた事件。
これは、この女性に振られた腹いせ、のようだ。
わら人形は長さ約7センチ。
顔には女性の写真が貼ってあり、胸に針が1本刺されていたらしい。
彼の場合、昨年から彼女にストーカー行為をしていたため警察から警告を受けていたようだ。
今回の逮捕容疑は「ストーカー法違反」
ストーカー?
ちょっとピンと来ないが…
例えば『嫌な思いをさせることも目的とし動物の死体などを送りつけたり、家の前などに置いたりすること』は『つきまとい行為』の一つ…
なので、彼がやった行為は「ストーカー違反」として逮捕されてもおかしくはないのだろう。
第2の事件 わら人形で女性を脅迫
群馬県内のゲームセンターの敷地で、経営者(女性)の名前を書き釘を差したわら人形を放置したとして、須藤正広容疑者(51)が逮捕された。
わら人形は麻製、長さ約20センチ。
長さ6・5センチの2寸くぎが刺さり、赤い塗料で顔のようなものが描かれていたらしい。
(人形には赤い文字で名前が書かれていた、という情報もある)
女性に好意を寄せていた?
以前にもこの女性の車のタイヤをパンクさせるなどの嫌がらせをしていた。
女性に好意を寄せていたとみられる。
須藤正広容疑者の逮捕容疑は…
身の危険を感じさせた疑いがあるとして「脅迫容疑」。
まとめ
同じ「わら人形」を使って意中の女性に嫌がらせをした事件。
1月に2つも起きた。第2の事件の男性は、第1の事件を真似たのだろうか?
そして、逮捕容疑もかたや「ストーカー法違反」、かたや「脅迫容疑」。
…同じわら人形を使った呪い?方でも容疑が違うというのもなんか不思議な感じだ。
まさか?とは思うが、当事者たちの健康状態に影響はなかったのだろうか?