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ケニアに靴を送ろう!卒業する子ども達の不要になった靴を!

社会

日本リザルツという団体が
子供の運動靴を集めて
アフリカに送る活動を始めたそうだ。

その理由は
「アフリカの貧困層の子どもたちが
靴を履いていないため、
砂の中にいるノミの影響で
感染症になっている
」からだ。

靴とスナミノ症

アフリカのエバンス村は「絶対的貧困層」の指定地区。
貧しい地域なので小学校の児童の8割は裸足かサンダルで外を歩いているらしい。

その為、砂の中にいるスナミノ(ノミの一種)が人の指に取り付く。
スナミノは皮膚の中に卵を産んで増殖する。

結果、敗血症、破傷風リンパ肝炎、壊死などの症状を引き起こし、死に至ることもあるそうだ。

もちろんこのノミが足についても、きれいな水で洗い流すとか、十分な薬があり、治療が受けられれば治る病気でもあるらしい。

が、ここは、それもままならない「絶対的貧困層の地域」だ。

靴さえ履いていれば防げるこの病気、日本ではほぼ考えられない病気なのだ。

虫のいい話だが…卒業式がチャンスだと思う

私は子供がいないが、不要になった靴やスニーカーはいくつかある。
それでもよければ、送りたいと思う気持ちはあるのだが…

日本では3月に、卒業式がある。
履かなくなった運動靴が、必ず出て来るはずだ。

今までなら、親はもう必要ないと捨てるところだろう。

自分が履いた運動靴が誰かのためになる!

卒業という節目に、人を助けるという大事な意味を靴を洗いながら子どもたちに教える
そんなキッカケになるのではないだろうか?

教育委員会や小学校やPTAがもし、このプロジェクトを知り、その気になれば、多くの運動靴が集まるはずだ。
例えば、運動靴1足に、10円の寄付をお願いすれば、送料を集めることも容易いはずだ。

この方法なら個人で1,2足の靴を送料かけて送るよりかなり経済的で、合理的だと思う。
近所の小学校から地域に呼びかけがあれば、子供のいない私も協力しやすい。

虫のいい話だが、私のような大人は、こういうシステムがあるなら喜んで協力できるのだが…。

団体の名は日本リザルツ

…駒沢大生の白石陸さん(20)がインターンとしてケニアに渡り、滞在先のブニョレ地域エスンバ村から、スナノミ症の実態を報告してきたのが、きっかけだった。HPより抜粋

日本リザルツとは…
政策提言や普及啓発活動(アドボカシー活動)を行っている国際市民グループ(NGO)だ。

これまでの活動内容
・必要な資金をネットでクラウドファンディングで集めた。
※クラウドファンディング…「ある目的」の為にインターネットを通じて不特定多数の人が、資金の提供や協力をすること
・ジョギング者の多い皇居付近で不要になった運動靴の提供を呼びかける
・一般市民からの送付も受け付ける体制を整えた。

集まった靴は…
高橋尚子さん(シドニーオリンピック金メダリスト)らのプロジェクト「スマイル・アフリカ」を通じて届けるそうだ。
※スマイルアフリカとは…子どもたちと一緒にシューズを回収し、子どもたちにシューズを届ける活動

協力したい人は…

【送り先】
郵便番号100-0013
東京都千代田区霞が関3-6-14三久ビル503
日本リザルツ長坂さん宛て

【問い合わせ】
電話03(6268)8744

集める靴は洗った運動靴に限る
(革靴などは不可)
※送料は自己負担