佐川急便の運転手が
駐車違反をした。
身代わりで、他人が出頭したが、
本人ではないことが、ばれてしまった…
おもわず、はぁ?と言ってまう、
その理由とは?
事の発端
佐川急便のとある運転手が都内の路上の普通乗用車用のパーキングエリアに、トラックを止め「駐車禁止」を取られた。
この運転手は「駐車違反が会社に発覚すると人事評価が下がる」ことをおそれ、知人に身代わりで出頭するよう依頼した。
報酬も払ったらしい。
ところがこの知人、さらに知人に頼んだらしい。
複数の人物が介在し、結果、運転手とは別の男性が警察に出頭した。
なぜばれたのか?
出頭した男性は、普通免許しか持っていなかった…。
警察が出頭した男性について調べたところ、普通免許しか持っていなかったことが発覚。
駐車違反をしたトラックは、中型免許を持っていないと運転できないトラックだった。
その為、違反した本人ではなく、身代わりで出頭したことがばれてしまったのだ。
違反した運転手は、警察の任意の調べに対して「身代わりの謝礼として現金を渡した」と不正を認めているという。
そして、その後、波紋は会社にまで、広がる…。
佐川急便営業所に家宅捜索が入る!
警視庁は16日、この運転手の勤務先である「佐川急便東京営業所」に家宅捜索に入った。
この営業所では、他の運転手も身代わり出頭をさせていたのではないか、という疑いがあったらしい。
その結果、他の運転手十数人も同様の不正をしていた疑いがあることがわかった。
更に、警察は押収した資料を分析するなどして実態解明を進めている。
もし、本人がちゃんと警察に出頭していたら…
今回、普通乗用車用のパーキングエリアにトラックを止めた、という。
罰金は…
私はあまり詳しくないが、もしこれが、「駐車禁止」扱いなら、点数は1点減点で、罰金は1万2千円。
「駐停車禁止場所」なら2点減点で、1万5千円だ。
罪状は…
「道路交通法違反」と「犯人隠避教唆罪」ということになる。
懲役か20万ぐらいの罰金は覚悟が必要らしい。
ちなみに身代わりで出頭した人も「犯人隠避罪」。
こちらも、もちろん懲役か罰金だ。
さらに彼のこの行為が引きがねになり、会社に家宅捜索が入った。
他の従業員の不正も暴かれ、佐川急便の名を、悪い意味で、おとしめることになった。
もし、本人がちゃんと警察に出頭していたら、2点減点で、1万5千円で済んだはずだ。
会社での評価がちょっと下がっただけ、だったはずだ。
知人にも、会社にも、他の従業員にも迷惑?は、かからなかったはずだ。
「駐禁の身代わり」と聞くと正直、頼む方も、頼まれる方も「ちょっとしたこと」と思いがちだ。
だが、こうして調べてみると、罪は重い、びっくりした。
…気をつけよう。
なにより、私が一番気になるのは…
中間にいる、最初に金銭をもらい他に人間に出頭を依頼した人のことだ。
彼は、いくらで請け負ったのだろう?
次の人には、ちゃんとお金を渡したのだろうか?
…罪になるのだろうか?
気になる….。