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不気味の谷を超えた?CGには絶対見えない女子高生Saya.とは?

「CG女子高生サヤが不気味の谷を超えた」…
これが、どういう意味か、ピンとくる人は、いるだろうか?

これは、最近ツイッターで飛び交っている言葉だ。
「不気味の谷」の意味を知って、やっと意味を理解できた。

「CG」「女子高生サヤ」が「不気味の谷を超えた」とは

「CGではないが以前鉛筆画がすごい!という記事」を書いた。

古谷振一 の鉛筆画

あれもすごかったが、今回はもっと凄いかもしれない…

表現はともかく、実は「褒め言葉」でもある。

昨年、とあるCG作家がツィッター上でCGで書いた女子高生を投稿。
それを見た人々から「CGで書いたとは思えない、写真のようだ」と話題になったらしい。

彼女の名は「Saya」

そのCG作家「TELYUKA」がツィッターで今年バージョンの「Saya」を公開した。
昨年より、よりリアルになって現れたので、誰かが「とうとう不気味の谷を超えた」と表現したのだ。
※あるいは、昨年から言われていたかもしれない

何だ、その表現は?と何も知らない人は、思ったことだろう。
私もその一人だ。

ところが、この表現は、ある意味正しかった。

「不気味の谷を超えた」の意味とは?

外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットは、見る者の感情的反応に差がでるだろうと予想できる。この二つの感情的反応の差をグラフ化した際に現れる強い嫌悪感を表す谷を「不気味の谷」と呼ぶ。byウィキペディア

人間は、人間に似ているロボットを見ると、最初は親近感を持つという。
ところが、あまりにも似すぎると、今度は嫌悪感(不気味)を感じるようになるらしい。

その感情の変化をグラフで表すと親近感があるうちは右肩上がりだが、途中で嫌悪感に変わると急激に下る。

その下がったところが通称「不気味の谷」だ。

そして、その先、どうなるのかというと…
また、急激に親近感や好意を感じるというのだ。

それが「不気味の谷を超えた」という表現になるのだ。

このSayaのリアル感は、まさにそういう感じなのだろう。

公式ホームページでも公開されている。
確かに、どこかにいる女子高校生の写真かと思うほどだ。

「TELYUKA」公式サイト ⇒ http://www.telyuka.com/

 

「TELYUKA(テルユカ)」とは

3DCG制作をする夫婦ユニット。。
2011年頃から、「TELYUKA(テルユカ)」として活動。

国内外のプロダクションからムービーの制作
やキャラクター関連のアセット制作を依頼されている。

最近はフォトリアルな作品を中心に活動中。
奥様の友香さんがディレクション担当。
主人の晃之(てるゆき)さんが技術面担当。