「甘いお土産」の内容
今回のレモンハートは、かなり原作に忠実だった。
というか、原作そのままドラマ化したって感じで、安心して見ることが出来た。
そして若干、脚本家の遊びも垣間見えた。
松ちゃんがマツコ・デラックス?
冒頭、松ちゃんと幼馴染みのみちっぺが、カウンターでじゃれ合ってお酒を飲んでいる場面。
豪快にビールを飲むみちっぺに「豪快なお前は、みちっぺじゃなく“みちお”だよ、みちお」と松ちゃん。
お返しにみちっぺは
「だまれ!“マツコ”」
松ちゃん
「そんなに俺“デラックス”じゃないよ」
これは今風のギャグ!?
み「マツコでしょあんた」
松「マツコでしょって・・・っていうか、それトミコじゃないの?」
み「なにトミコって?」
松「トミーとマツだよ!」
み「アッハッハッ、全然ピンとこないんだけど」
…私にはピンときた。
トミーとマツとは
トミーとマツとは、国広富之と松崎しげる主演で1979年~1982年に放送されていたTVドラマ「噂の刑事トミーとマツ」のことだ。
でも、34年前のドラマの事覚えてるなんて、松ちゃんて何歳!?
それにしても、みちっぺ役の佐藤仁美の演技のなんと自然なこと!
松ちゃんとの絡みも絶妙でとても仲が良さそう。
ホントの同級生かなと思ってしまう位だ。
そして幼馴染みのみちっぺが、松ちゃんにほのかな恋心をいだいていることを察するマスター。
佐藤仁美演じるみちっぺは、地なのか役作りなのか、元気で明るくて、はまり役だ。
ちょっとカカァ殿下っぽくて松ちゃんにお似合いのお嫁さんになれそうだ。
思わず、このまま松ちゃんとくっついてしまえばいいのにと応援したくなる。
酒役:もみじ饅頭のお酒
そしていよいよ、同窓会旅行のお土産として今回の酒役が登場する。
それが中国酒造株式会社の「もみじ饅頭のお酒」
メーカーのパンフレットには、「甘い香り、トロトロな舌触り、口の中に広がるおいしさは、まさに“もみじ饅頭”。
ミルクで割るとクリーミーでやさしい口当たりになり、おいしくお楽しみいただけます。」とある。
姉妹品にチョコ味・抹茶味・こしあん味がある。
みちっぺが美味しそうに飲んでいる「ラーデベルガー」
ちなみに、みちっぺがレモンハートで美味しそうに飲んでいるビールの名前は「ラーデベルガー」。
ドイツ・ザクセン州ドレスデンの北東に位置するラーデベルグ醸造所で造られているピルスナータイプのビールだ。
王室御用達のドイツNo1プレミアムビール、ラベルに輝く紋章がその証。
その味わいは純粋でどっしりとしており、円熟した独特の苦味がある、という。
ラーデベルガー ピルスナー 330ml 瓶単品販売ドイツ ピルスナー Radeberger 海外ビール オクトーバーフェスト 長S
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※缶もあります。
第18回の酒予想
次回のタイトル「北帰行」
原作は第5巻PART59だ。
ある寒い冬の夜にレモンハートにやってきた一人の美女、恵子。
恋多き男松ちゃんは、やっぱり今回も一目惚れ。
翌日再びやって来た恵子と松ちゃんは意気投合。
楽しくウィスキーを飲む二人だが、メガネさんの一言で空気が一変して…。
原作では松ちゃんが恵子に故郷のこと聞いてしまい、彼女が店を飛び出してゆくのだが、ドラマではメガネさんが何か言うらしい?
物憂げな美女を演じるのは白石美帆。
原作のイメージにかなりあっており、楽しみだ。
酒役:ニッカキングスランド
日本を代表するニッカのウイスキー。
『ニッカキングスランド』
「ポットスチル型」少し前なら見かけた気がするが…今は作っていないのか、まず見ることはない。