9月5日放送の「チコちゃんに叱られる!」の「働き方改革」のコーナーでは、野菜フルーツのスペシャリストの先生が「世界の珍しい野菜&フルーツのベスト3」を紹介してくれた。
実際、岡村も食べてみた。
さてその感想は?
世界の珍しい野菜&フルーツのベスト3
以前「チコちゃんに叱られる」で「メロンの網目って何?」という疑問を解決してくれた、野菜フルーツの研究30年以上してきた野菜フルーツのスペシャリスト、恵泉女学園大学藤田智教授。
今回は「世界には皆さんの知らない野菜やフルーツがたくさんある。僕が選ぶ世界の珍しい野菜&フルーツのベスト3をします」ということで…
「働き方改革」のコーナーでいつもチコちゃんと二人で会話しているテーブル。
今回は、岡村の前に、クローシュをかぶせた皿が3つ並んでいた。
第3位 「キュウリメロン」
スイカに見えるが大きさは2センチの「キュウリメロン」という野菜。
中南米に昔から自生している天然の野菜。
切ってみると中身は(種が並んでいて)キュウリの小さい感じ。
見た目はスイカ、中身はキュウリ。
岡村の目の前の第3位の皿のクローシュを取る。
その見た目に「なんか気持ち悪い」と言いながら岡村が食べてみた。
すると…「完全なるキュウリですよ。おいシー、たかシー」と駄洒落をいう。
チコちゃんは「先生も、なんでキュウリメロンっていうのか正確にはわからないんだって。味はキュウリだけど見た目はメロンぽいからどっちだ、みたいなところから付けられたじゃないか、って事です」と解説した。
第2位 「グラパラリーフ」
一見、観賞用の植物のように見えるが…
「グラパラリーフ」といって 果肉植物の仲間(アロエ、サボテンなどと同じ)。
食べられるサボテンと言われている。
グラパラリーフは、メキシコ原産の「グラプトペタルム・パラグアイエンセ」という植物を、日本で美味しく食べられるようにした(2009年日本で改良した)野菜。
食べ方は枝をぽきんと折る。
そしてこれを食べる。
岡村が試食。
「なんだこりゃ、噛んでたら、すんごい水分が出てきます。メチャクチャみずみずしい。味は特にない。マヨネーズぐらい付けな」という。
似ているものが多くあるので食用として売られているものを食べてください、とのこと。
(「姫朧月」「七福神」「白牡丹」何れも非食用)
第1位 「ミラクルフルーツ」
ミラクルフルーツは、西アフリカを原産とし主に熱帯地域で栽培されている。
どんなミラクルを起こすのかというと…「ミラクルフルーツを食べると、人間の味覚を変化させることがあります」と先生。
人間の舌には味を脳へと伝える味蕾という気管があり、そこで味の違いを感じる。
この味の感じ方は鍵と鍵穴の関係に似ており、それぞれの味と味蕾の形がぴったりとハマった時に味を感じる。
ミラクルフルーツにはミラクリンというたんぱく質が含まれており、酸味のあるものを食べた時、その成分とくっつき味蕾がそれを甘みとして感じるというミラクルを起こす。
「まず、ミラクルフルーツを食べる。1分ぐらい舌を回すような感じで果実をなめまわす。そうした後にレモンをどうぞということですね」と説明しながら先生も試してみる。
(酸味の王様であるレモンは甘く感じるのか?)
…「おお~!」と言ったきり言葉が出ない。
(先生、まさかのノーコメント)。
そして「どう味が変化するか、是非岡村さん食べてみてください」という。
岡村が食べてみる。
まず、ミラクルフルーツを1分間なめる。
そして、レモンをかじってみる。
岡村は「めっちゃ甘い!甘い!」と驚いた顔をした。
…1時間ぐらい効果があるそうだ。
※9月5日のNHK「チコちゃんに叱られる!」参考・参照
まとめ
テレビのバラエティ番組で何度か聞いたことがある「ミラクルフルーツ」。
食べた人は「甘い」と言っているが、大げさに言っているのでは?と毎回思っていた。
だが今回改めて甘く感じる仕組みを聞き、岡村の感想を聞いてやっと「本当に甘くなるんだ」と思った。
甘いものを食べすぎて健康に不安な人や糖尿病患者にうまく使えればいいのに…と思ったが、すでにどこかで使っているのかな?