海を散歩中見つけた
強烈な匂いのする石の値段は
800万だった?
これは、TBSの新・情報7daysニュースキャスターで最初に紹介されたイギリスのニュースだ。
石の正体は龍涎香(りゅうせんこう)。
マッコウクジラの腸内に発生する結石と言われている。
香料、漢方薬として使用されるのだが、希少なので高価。
龍涎香(りゅうせんこう)とは…
マッコウクジラの腸内に発生する結石と言われている。
もう少し詳しく言うと、
マッコウクジラの餌になる
ダイオウイカ等の
(堅い)くちばしの部分が
腸に溜り結石のようになったもの。
それが、排泄され
海に浮かんでいたり、
浜辺に流れ着いたりするらしい。
アメリカでは、アンバーグリス
(Ambergris)とも呼ばれている。
龍涎香の匂い
番組の中では「超絶臭う石」と紹介。
その匂いを嗅いだコメンテーターの2人の感想は…
齋藤孝は「古臭いにおい」と言い、
福本容子は、平気らしく
「お線香のにおい」と表現した。
排泄されたばかりの時は腐った魚のような匂いがするらしい。
が、海上を漂流している間にジャコウのような、よい香りに熟していくという。
「幻の香り」とも呼ばれている。
高級な香水の香料として使用されるほか、漢方薬としても使用されている。
捕鯨が出来た頃は、クジラの腹の中から出てくることもあったらしい。
が現在は、今回のように偶然見つかる以外には入手できない。
…いうことで、かなり希少価値が高い。
「探偵ナイトスクープ」でも紹介されていた。
視聴者の願いを叶える番組
としても有名な「探偵ナイトスクープ」
そこで読まれた手紙には
「龍涎香には甘くて、うっとりするような不思議な魅力があるそうです。実物を探して下さい、嗅いでみたい」という内容だった。
調べに行ったのは、たむけん。
ほとんど知識がない状態だったが、
日本で龍涎香がありそうな所、
ということで、匂い研究科や
お香屋さんを尋ね、本物を見つけた。
龍涎香に関する知識
・香料、漢方薬として使用される
・希少なので(金の3倍ぐらい)高い
・インド洋、南太平洋の海岸でたまに見つかる
・日本のお香では使うことはあまりない
・中近東あたりで香料として使われるらしい
・幻の香料1g 1万五千円ぐらい
・「海に浮かぶ金塊」と呼ばれている
・1メートルのものもある
龍涎香の匂いをかぐ方法
1、熱する
2、白い煙が出てくる
3、匂いをかぐ
その時の依頼人とたむけんの匂いの感想は…
・本来はセクシーな匂い
・いい匂い
お香の専門家の感想
・和の匂い
・なんと表現をしていいか分からない
ちなみに…
上からでたものは、あまり臭くないが、下から出たものは、匂いがひどい、らしい。
まとめ
臭くて、変な物…でも高価
明日から、海辺を歩く人は、気になるだろうな。